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場所 ページ36

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ドキドキ、ドキドキ

今日はついに教育実習の場所が発表になる日
もう既に掲示板に見に行った子が
グループラインに写真載せてくれてるんだけど
どうしても自分の目で確かめたくて足を運んだ

母校行けたらいいなって気持ちと
また行ったら星羽くんを贔屓してしまいそうだという心配な気持ち
心の中でグラグラ揺れながら確認しに行った






『えーっと…熊城、熊城…』


*「くまちゃんここら辺にあったよ」


『んー…あ、ほんとだ!ありがとう』






いつも おはよー って挨拶してくれる同じ学科の人が教えてくれて
自分の名前を見つけることができた

教育実習の場所は…




_____




壱「…やっぱそこなんだな」


『うれしいです…!お世話になった先生にもまた会えるし、前に入ったクラスの子たちもいるからちょっと安心です』


壱「…俺はそれが嫌だけどな」


『え?』


壱「…なんでもない。星羽に連絡してやれば?」






バイト帰りの壱馬先輩に
また母校に行けるようになったってすぐに報告した

今からします! って星羽くんの名前を探しながら
ほんとに良かったなぁ、と安心していた

発信ボタンを押したら
すぐに もしもし! って星羽くんの元気そうな声が聞こえてきた






『いきなりごめんね。今ちょっとだけ大丈夫?』


星「ちょっとどころかとても大丈夫です!」


『良かった。あのね、教育実習の場所決まったの』


星「あっ!今日だったのか…。ど、どこだった?」


『星羽くんの高校だったよ!』


星「あ〜っ…!やっぱそう簡単にまた一緒になれるわけ…、え?俺の高校!?」


『うん、今度は1ヶ月間だよ』


星「すげー!俺古典ダメダメにしとくわ!」


『そこは頑張るとこでしょ〜?』


星「小テストとかするでしょ?点低かったら放課後補習とかしてくれないの?俺わざと0点取ってやろ」


『そんなバレバレの0点くんに補習はありません』


星「ちぇー!笑」






いつもかわいいんだから
年下ってだけでこんなにかわいいもんなのかな

壱馬先輩もかわいいとこあるけど
星羽くんとは違ったかわいさなんだよなぁ

ちら、とソファに座ってコーヒーを飲んでる壱馬先輩を盗み見た
あまりの色気に はう、と心が鷲掴みにされる
同じ人間とは思えないな

星羽くんと少し話して
おやすみ と電話を切った




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設定タグ:THERAMPAGE , 川村壱馬   
作品ジャンル:恋愛
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ka - 最後のセリフ最高です、、泣 (2020年8月7日 2時) (レス) id: f02151f772 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - お忙しい中、更新ありがとうございます(; ;) (2020年8月2日 13時) (レス) id: 3116574168 (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - 壱馬先輩に嫉妬するのに自分は男の子に頼るのダメよーーー( ; ; ) (2020年7月31日 2時) (レス) id: 4132465481 (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 更新ありがとうございます(泣) 主人公ちゃんの気持ち、めちゃくちゃ分かりますー!!色々あったから、不安になっちゃうんですよね…。主人公ちゃんのモヤモヤが晴れますように。 (2020年7月26日 14時) (レス) id: 3116574168 (このIDを非表示/違反報告)
マンゴー(プロフ) - 今日の投稿おしまいですか?? (2020年7月26日 14時) (レス) id: 9c9baad857 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れもん | 作成日時:2020年5月3日 17時

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