Heart 61. ページ12
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鮫｢…RAMPAGEの、｣
壱｢お疲れ様です。今、少し打ち合わせ中だったので失礼します｣
鮫｢…いつもいつも、！邪魔して…っ！｣
壱馬くんは聞こえてない程の小さな声に振り向けば
壱馬くんに振りおろそうとしてる固く握られた拳が見えた。
え…、壱馬くん…！
ゴッ…！
鈍い音に壱馬くんが気づいて
こっちを見た瞬間にふらりと倒れる体。
鮫｢あ、あ…っ、なんで、｣
壱｢…A？…おい、Aっ？｣
鮫｢おまっ、お前のせいだ…！お前のせいで僕のAが…っ！｣
壱｢俺の…？｣
鮫｢お前のことなんて守るから…っ！僕のAが傷ついた…！！｣
騒ぎに気づいた店員さんが暴れ出した鮫島さんを止める。
…いたい、
殴られた所からじんわりと痛みが広がる。
目を開けたら壱馬くんの泣きそうな顔。
…よかった、壱馬くんは怪我してない。
壱｢…何してん。危ないやろ、？｣
『だって、壱馬くん…が危ないって思った、から』
壱｢…ごめん、ありがとう…っ｣
わたしのせいで壱馬くんが怪我するなんて
そんなことあったらいけないもん。
大丈夫だよ って笑ってみせるのに
壱馬くんはずっと泣きそう。
どうしよう。
玲於くん、会いたいな。
玲於くんに会えたら
こんな痛みなんて吹っ飛んじゃうのに。
玲於くんはわたしの魔法だから。
壱｢病院、行こ…！｣
『だ、じょぶ…だよ』
壱｢何かあったら大変やん！俺もランペも玲於さんだって悲しむで！｣
壱馬くんの口から出てきた玲於くんの言葉に一気に涙が目に溜まる。
わたし、玲於くんに心配させることしかしてないな。
『玲於くん…っ、』
目から一粒の涙が溢れたのを最後に意識を失った。
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さく - 先にハニーバルーン読ませていただきました。まさか同じ作者さんだと思いませんでした！！どの作品も大好きです！これからも応援してます！ (2019年3月31日 22時) (
レス) id: 0b5409e2c9 (このIDを非表示/違反報告)
summermoon(プロフ) - ごめんなさい汗間違えて評価ボタン押しちゃいました……この作品大好きでもう読むの5回目なんです!!ほんとにごめんなさい。 (2018年12月23日 12時) (レス) id: 0648ee0eae (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんあや(プロフ) - 最高に可愛いくて最高にキュンキュンしました！甘々な玲於が見れてもうこっちまで溶けそうです笑 (2018年9月29日 23時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - すごく面白かったです。素敵なお話でした！これからも応援しています。 (2018年9月14日 16時) (レス) id: 641198ffcc (このIDを非表示/違反報告)
KatayoseRise(プロフ) - このお話読んでFlow Back が好きになりました笑。玲於と女の子の感じが凄い好きです！ (2018年1月7日 14時) (レス) id: 151cd28ba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年9月3日 19時
