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朝起きて昨日取引先にあんな態度を取ってしまったことを今になって後悔
まぁなんとかなるさ精神で過ごそうと思いながら出勤した
「おはようございます」
「「おはようございます」」
出勤してパソコンを開いたら社長からメールが届いていた
［急ですが東京本社に来てください］
「皆さんすみません。私急遽今から東京本社に行くので後よろしくお願いします！」
「原田さん...昨日のやつですか?」
「うん。でも大丈夫だから」
「だといいんですけど...」
〜東京本社〜
コンコン
「はい」
「失礼致します。新潟支店の原田です」
「急に来てもらって申し訳ない。昨日のことだが..」
「昨日は私の判断で取引をお断りしてしまい大変申し訳ありません」
「いや、君の判断は正しい」
「.....へ？」
てっきり社長からお叱りを受けるかと思ったら意外な返答
「あの企業とはそろそろ縁を切りたかったんだ。社員の態度の悪さ、オーダーの雑さ色々あってね..原田くんよくぞ言ってくれたよ」
「いえ、失礼な態度を取ってしまいました」
「心配するな。もう一つお知らせがあるんだが..いい知らせと悪い知らせだったから聞きたい？」
「え...い、いい知らせから...」
「株式会社ideal創業30周年記念パーティーにゲストで関ジャニ∞を呼んだ。一緒にイベントをした仲でもあるからな。これはまだ原田くんにしか言ってないんだよ」
「.....しゃ社長..私になぜそれを？」
「旦那さんとの仕事だぞ。喜ばしいじゃないか！」
社長が私とたつくんのこと気を使ってくださる姿勢がすごく嬉しくて泣きそうになった
「ありがとうございますっ」
「で、悪い知らせなんだが...」
「はい...」
「異動辞令だ。まだ新潟支店にいてもらいたい気持ちは山々なんだが新潟支店の成績がグンと伸びてるし部下たちも育ってきただろう？また表参道駅に戻ってきて欲しいんだ。どうだろう？」
「どうだろう..って..まだ新潟支店は1年しか経ってないですしもちろん部下たちも成長してますがまだやらなきゃいけないことは多いです」
「そこでだな、表参道支店の小池晴翔を新潟支店に異動させようと思うんだ。彼は成績優秀で仕事もできると聞いている。彼なら原田くん以上にやってくれるかもしれないぞ？」
「これが小池のためなら私は東京に戻ります。なので小池の返事次第で私は結構です」
「わかった。ありがとう！あ、パーティの幹事は原田くんに頼むよ！よろしく！」
「え！私ですか！？」
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作者名：まるやん | 作成日時：2019年10月14日 6時
