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「渋谷さんさっきエイトの居心地がいいって言ってたじゃないですか」
「...おん」
「私もです。きっとファンの皆さんも。7人でいるところをただ見てるだけで安心するんです。人一倍ファン思いな渋谷さんならわかるはずです。たつくんが出れなかったライブDVD観たんですけどたつくんってあんなにも愛されてるんだなって..6人が歌って踊って精一杯パフォーマンスしてても大倉忠義はいなくてうちわを持って片手はタオルに顔をうずめてる人がいて..きっとその光景は本人たちが1番分かると思いますが誰一人欠けてはダメなんです。居心地のよさに甘えてもいいじゃないですか」
「A...」
「横山さんも村上さんも丸山さんも安田さんも錦戸さんもたつくんも居心地のよさに甘えてます。それでいいじゃないですか。エイトの力を借りて渋谷さん個人の夢を叶えてもいいじゃないですか」
「俺が居続けたらAは転勤するん？」
「はい！たつくんを安心して任せられます」
「大倉にまだ言ってないんやろ？」
「渋谷さんが居てくれるなら私はたつくんを説得します。そして夢を叶えます」
「...負けたわ..A行ってこい！」
「...渋谷さんほんとですか！？ほんとのほんとに！？」
「近い...A近いて！」
ガチャ
「ただいま〜A...って何してんねん」
私が嬉しさのあまり興奮し過ぎて渋谷さんに馬乗り状態
「たつくんおかえり！嬉しい出来事がありました！」
「そうやなくてA..まずすばるくんから離れよか」
「たつくん、私2ヶ月後に新潟に転勤します！！」
「...は？すばるくんAに何吹き込んだん？」
「何もしてへん！相談してただけや！」
「俺らに相談すればええやん。Aやないとダメなん？」
「たつくんよく聞いて？渋谷さんの相談はたつくんに話すことはできません。そして今日転勤の申し出がありました。2年間新潟に..」
「もう色々ありすぎてわからん！なんで話せないん？」
「これは渋谷さんと私の2人だけの秘密です。やましいことは何もないからお願い...？」
「そんな顔で言われたらしょうがないやん。で、Aの転勤はほんまなん？」
「ほんと。それについて渋谷さんに話聞いてもらってました。そしたら応援するって言ってくれて..」
「何があって応援するって言ったかは知らんけどもうちょっと2人で話合わなアカンやろ？」
「...わかった」
「ほな、俺帰るな。Aありがとうな。」
「渋谷さん！約束守って夢叶えましょうね」
「おん！」
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作者名：まるやん | 作成日時：2019年10月14日 6時
