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次の日麻美ちゃんに会いに行った
「麻美ちゃんおはよう」
「Aさん...私」
「よし、今日はこれから会議ね！」
「え？今日会議なんか..」
「いいの！私命令！15分後第一会議室に集合！」
〈会議室〉
「Aさん..」
「昨日のこと聞くから。ここだったら泣いてもいいし笑ってもいいし！」
そういうと麻美ちゃんは目に涙を溜めて話しはじめた
「昨日、晴翔と話して別れました。晴翔この会社に入る前からAさんのこと好きだったみたいで..」
「えっ！？」
私が小池くんを知ったのはここに入社してからなのに小池くんはその前から私を知ってたの？？
「晴翔が大学生の頃一人暮らし初めて家具揃える時に記念にと思ってテーブルをオーダーしたらしいんです。その時担当だったのがAさんで...」
「ぜんっぜん覚えてないわ..それでそれで？」
「親身になって相談乗ってくれて大学生活のアドバイスもしてもらって気づいたら好きになってたみたいです」
「相談とアドバイスしてたの？なのに覚えてないって私ひどいね！ははっ！」
「私ばっかりが晴翔のこと好きでいて馬鹿馬鹿しいですよね」
「馬鹿なのは小池くんでしょ。好きって言ってくれる人が近くにいるのに気付かない大馬鹿！私も大倉さんを好きになって初めて好きっていう感情がこんなにも苦しくて楽しくて儚いんだろうって思った」
「Aさん..私もっといい人見つけます！私のことを好きになってくれる人！」
「そうだ！その勢い大事！」
麻美ちゃんとの会議という名の相談を聞く会が終わってランチしに近くのラーメン屋さんに来た
「味噌ラーメン大盛りと餃子、半ライスお願いします」
ぺっこぺこのお腹を満たすために店員さんに引かれるほどの注文をした
「お待たせしました〜」
まずはスープ そして麺をすくって一気にズズッと吸い上げる
あっさりとした味噌のスープと絡みあった麺
口の中が喜んでいる
「お姉さんよー食べはるなぁ！」
そう声をかけられて振り向くと
「横山さんと渋谷さん！」
「テーブルええ？」
横山さんと渋谷さんと相席でラーメンを。
横山さんはチャーシュー麺
渋谷さんはワンタン麺とライス大盛り
私がいちばん量が多いことに少しショックを受けた
「いっつもこんなん食べるん？」
「はい、割と。ダメですか？」
「ええやん！ヨコが奢ったるからぎょうさん食えよ」
「やった！そしたら餃子追加で♡」
「やっっっば、、」
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作者名：まるやん | 作成日時：2019年10月14日 6時
