035 ページ35
ついに婚姻届を提出して晴れて私は大倉Aになった
29年間の原田にさようなら！！！！！
「あ〜お腹空いた！」
「腹減ったな〜なに食べる？」
「ん〜お寿司！」
「じゃあ寿司行こか」
たつくんオススメのお寿司屋さんでお腹いっぱい食べて
たつくんの仕事が夜からだからそれまで家でゆっくり過ごした
「なぁ」
「なにー？」
ちゅっ
振り向いたらキスをされそのままたつくんに溺れていった
「んぅ...」
目が覚めたらお互い服着てないし少し肌寒かった
「何時だろ、、、んぇ！？6時！？」
たつくん5時半に家を出るって言ってたのに！！
「たつくん！起きて！遅刻！寝坊！」
「えぇ〜無理、、寝たい」
「ダメだって！今6時！やばいって！」
「Aがキスしてくれたら起きるで〜」
チュッ
「早く起きなさーい！」
「はいっ！」
たつくんのスマホを見たらマネージャーさんから何件もの電話とLINE
「A、、お願いがあるんやけど、、」
「はいはい。送ってくから早く準備して」
「ありがとうございます」
仕方なく私がたつくんをテレビ局まで送っていって打ち合わせには間に合ったみたい
夜ご飯は居酒屋で烏龍茶を飲みながら仕事をちょっとだけ進めていた
「Aさーーーん！」
名前を呼ばれて振り向いたら、、
「麻美ちゃん！」
たつくんと付き合ってから前よりも麻美ちゃんと飲みに行く頻度は減ったし私が忙しくなったせいで会社でも会わない日が多かった
「こんなところでも仕事ですか〜？休みの日は仕事しちゃダメですよ？」
「そうだね！ところで麻美ちゃんは？誰かと来てたんじゃないの？」
「晴翔と来てたんです〜」
「そっか〜小池くんと順調？」
「えぇ。でもAさんの話をするとちょっと嬉しそうな顔をするのでまだまだだなって思います」
「麻美ちゃんの勘違いじゃない？私もう結婚したし流石にもう、、麻美ちゃんといる小池くん楽しそうだし！」
「え！入籍したんですか！？」
「うん。今日たつくんと婚姻届出してきた」
「おめでとうございます！！！！」
「麻美〜...あ、Aさん...」
「小池くん！久しぶりだね」
「晴翔！Aさん今日入籍したんだって！！」
「え...あ、おめでとうございます」
驚いた様子の小池くんと驚いた顔に不満な麻美ちゃん。
私のせい.....？
「...あたし帰ります」
「え？麻美ちゃん！待って！」
追いかけようとしたその時小池くんに腕を掴まれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 125人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まるやん | 作成日時：2019年10月14日 6時
