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「私も好きです」
ずっと言いたかったことがやっと言えた
「その言葉聞けてよかった。俺も男としてけじめつけるわ」
どう言う意味か分からなかったけど次の日ようやく理解した
麻美ちゃんが目をパンパンに腫らして出勤してきた
私は何も言わずギュッと抱きしめた
我慢していた涙が溢れて止まらない麻美ちゃんは仕事の始まるギリギリまで泣いていた
「Aさん..どうして私に優しくするんですか」
「麻美ちゃんが好きだからに決まってるじゃん」
「私、Aさんが大倉さんのこと好きって知ってて、、」
「好きぃ〜？私は好き"だった"って感じ。今は好きな人もいないし恋人作る気もないし！」
そう。大倉さんがけじめつけたのは理解したけど私は今のままが幸せ
「え〜..イベントに向けての会議を行いますよろしくお願いします」
麻美ちゃんと大倉さんが別れた話から数日後2回目の打ち合わせがあった
「私原田からイベント内容をお伝えします」
各ブースに分かれて7人がそれぞれ登壇することにした
「錦戸さん、安田さんがAブース。担当は私原田です。丸山さんと大倉さんがBブース。担当は小池。渋谷さん村上さん横山さんはトークショーで担当は鈴本です。よろしくお願いします」
「え、待って〜俺トークショー無理やって！」
「すばる文句言うなて！俺もヨコもあるから大丈夫やって！」
「渋やんと俺替わろうか？」
「ヤス！それええやん！そしたら俺Aと同じブースやん？」
「すばるくん仕事やで！しっかりせな！」
「大倉に言われたないわ！笑」
「まぁまぁ..皆さん楽しく盛り上がってる様ですが話進めますね笑 安田さんと渋谷さんを交換します。それぞれのブースの打ち合わせにしますので会議室の移動をお願いします」
「え〜Aブースよろしくお願いします」
「「お願いしまーす」」
「Aはモノを作るという作業をします」
「え〜そんなん俺できへん」
「錦戸さん大丈夫ですよ！錦戸さんにはパソコン上で物作りをして頂きます。実際に作っていただくのは渋谷さんです」
「え、おれ！？」
「本当は安田さんにやっていただきたかったんですけどね」
「なんや！おれやってできる！」
「おぉ〜すばるくん頑張ってください」
「亮も手伝えよ〜」
とりあえず全ブースの話し合いが終わってデスクに帰ろうとした時小池くんに話しかけられた
「今日、飲みに行きません？」
「ん？あぁ..いいよ！」
それを大倉さんに見られてたなんて知らずに、、
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作者名：まるやん | 作成日時：2019年10月14日 6時
