【JO1】chocolate ×Syoya× (ページ39)

今日:555 hit、昨日:28 hit、合計:104,855 hit

39 ページ39

翔「…寒い」

街を歩けば周りは楽しそうな雰囲気で…

碧「めっちゃ居るな」

翔「時期も時期だからね」

碧「A…どうしてねんやろ」

翔「この前、友達が来てさ
渡して欲しいものがあって
渡してもらったんだ」

碧「届いてるとええな」

翔「うん」

碧「おい！翔也！」

翔「ん？」

碧「うさぎ、ついとらん」

翔「え？！」

慌てて鞄の中身とかも見たけど
何処にもいない。

翔「大学かな」

碧「戻ろ」

翔「いいよ、俺1人で…」

碧「戻ろ」

来た道を戻る碧海の後ろを慌てて着いていくけど
碧海、用事があったんじゃ…

翔「碧海、大丈夫だから」

碧「あかん。Aとの大事な思い出やろ。
俺、Aと翔也で良かったって思っててん。
俺にとってはどっちも大切な友達やからさ…
絶対離れてほしくないねん」

道を探しながらそんなことを言う碧海。

本当はAの事、好きだったんだよね…
それなのに…ありがとう。

碧「どこいったんやろ」

翔「どうしよう…もうすぐ大学だけ…ど」

大学まで戻ってきたところで
門の前に立つひとりの女性。

少し髪型が変わってるけど間違えないよ。

・

・

翔「A！」

「翔也！」

・

・

いつぶりかな。

元気にしてた？

少し痩せた？

ご飯、食べてる？

まだ俺のこと…好き？

・

聞きたいこと

話したいこと

たくさんあるんだけどね

出てきた言葉は

・

翔「おかえり」

「ただいま」

・

これだけだったんだ。