酔いが覚めたら。Hikaru.Y

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お酒の力でふわふわするから

私もちょっとだけ寝ようかななんて考えながらスマホを覗いていると



" 今日の焼き鳥はおいしかった！＼(^^)／ "




って新着メッセージを知らせる通知。


.




" おいしかったですね笑 "

って返せば、




" アイス食べよ？"


こんな可愛らしいメッセージが来るからつい光さんの方を見ると、メニューを広げていた。





光 ｢バニラかストロベリーかチョコ！｣



A ｢ふふ、私はチョコで｣



光 ｢じゃあ俺バニラ〜｣


店員のお姉さんに2人分のアイスを頼み、
トコトコと空いた私の隣に。



.





A ｢友梨さんたちのは頼まなくていいですか？｣



光 ｢もうアイツらのはいいや！｣




無邪気に笑う光さん。

こうしてくれたのも私に気を使ってかな……






光 ｢……えーっと、｣



A ｢？｣


何か言いたそうだけど上手く言えないよう、

あの事かなって何となく検討はついてる






A ｢この前の事ですよね？ごめんなさい

目逸らしちゃったのは、なんか……恥ずかしくて…｣



光 ｢俺を嫌いになったってわけじゃ…｣



A ｢そんな事ありません、！｣






私のせいで何か勘違いが生まれてて
しっかりしてないことに改めて腹が立つ



この自分の事で精一杯になるのやだな。






.




A ｢まだちょっと照れます｣



光 ｢俺も恥ずかしいじゃん、｣



A ｢次は好きな子にしてあげてください｣





光さんが好きだから、

こんなこと実は言いたくないのに。



他の子にしないでって思う、悪い人なんです。






光 ｢…………なんで、｣







.









光 ｢なんで言っといて



そんな寂しそうな顔するの……？｣

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