酔いが覚めたら。Hikaru.Y

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あの事をみんなに相談したら不安も少しは減って
仕事のしやすい環境が続いてた。


男性とも会わない日が多く、もう懲りたのかなって



A ｢わあ、凄い｣


そして今日はイベントの会場設営がほとんど完成したから、細かいところの細工を……



.


光 ｢ね、凄いっしょ｣



A ｢イラストのまんまですね｣


私たちが考えた

実際に子どもが遊べる体験コーナーも
気に入ったおもちゃがあれば買える販売コーナーも



イラストの通りで可愛く仕上がってた。





光 ｢あ、あれから何も無い？｣



A ｢今のところは｣



光 ｢よかった、｣


他人の事なのにこんなにも心配してくれる
光さんのそういうとこが好きなんです……




.



A ｢でもあの人、

このイベントで当日いるらしいです｣



光 ｢は〜！？絶対1人になったらダメだよ！｣



A ｢大丈夫ですって！｣





来なければいいんだけれどなあ、

エレベーターの思い出すからもう絶対会いたくない









光 ｢嘘、全然大丈夫じゃないって顔してる｣



A ｢………してませんよ？｣




余計な心配かけたくないから
すぐに作った笑顔でそう答えると



光 ｢わかった、｣






.







光 ｢出来るだけAちゃんのそばにいる｣




光さんって、本当は怖いって思ってる私の心の中読めちゃうのかな。


当日は一緒にいれるかも分からないっていうのに…





A ｢ありがとうございます、｣






また迷惑かけてしまう。



好きな人に迷惑なんかかけたくないのにな、

どうして思い通りいかないんだろ。

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