モヤッと ページ29
オレたちがいるのに
２人の世界に入ってる
Aちゃんと紫耀に
呆れながらも
ホッとしていた
やっぱ紫耀がいると
Aちゃんはすごく
しあわせそうだ…
するとそんな2人を
見てたうみが
オレの手を
そっと握ってきた
うみのやつ また
羨ましい とかって
思ってんだろうな…
うみが言うように
そりゃ 浴衣姿に思わず
見惚れちゃったけどさ
あんなかわいいんだから
仕方ないよな
オレだって男だし？
でもAちゃんは
全部紫耀のためなんだよ
オレはAちゃんに
ずっと笑っててほしい
オレはふたりが大好き
だからさ こうやって
幸せそうにしてるのは
やっぱ うれしい
気持ちになるんだ
もうモヤッとなんか
全然しない
それって やっぱ
うみがいるから
なんだろうな…
今も昔もオレは
うみか1番大切なんだよ
オレはうみの手を
ぎゅっと握り返した
うみはみるみる
頬を染めて…
オレはそんなうみを
とても
愛おしく思ったんだ
『あのさー紫耀
オレらいるんだけど？
これからどうする？
別行動でもいいし』
オレの言葉に紫耀は
Aちゃんを
抱きしめてる腕を解いて
『せっかくだし４人で
回ろうぜ な A』
って笑う
嬉しくて泣いてた
Aちゃんも
笑顔で頷いた
『うん そうだね』
それからオレたちは
みんなでいろいろ
楽しく遊んでいた
紫耀たちが仲良く
手を繋いでるから
オレもうみの手を
握って歩く…
うみは嬉しそうに
笑ってて…
オレはしあわせを
感じてたんだ
そんなところに
中学生らしい男子が
うみに声をかけてきた
『あれ？ うみじゃん』
誰だこいつ うみのこと
呼び捨てしてるし
『香坂くん』
『よっ！久しぶり
明日からやっと学校だな』
そう言って
親しげに笑うそいつに
オレは一気にモヤッと
した気持ちになった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
陽菜(プロフ) - #えぶさん» ありがとうございます！すごく嬉しいです！大好きなふたりなのでこれからも大切に書いていきたいと思っています^_^頑張ります！ (2019年2月11日 13時) (
レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
#えぶ(プロフ) - うみちゃんと岸君の絡みが最高すぎます！！！ これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ (2019年2月11日 12時) (レス) id: d5b15df9f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：陽菜 | 作成日時：2019年2月3日 10時
