お姫様だっこ ページ12
彼は甘いキスの後
私を優しく
見つめながら言う
『A 先シャワー浴びて
あったまってこいよ』
『うん ありがとう』
先にシャワールームに
入った私は
服を脱いでいくうちに
だんだんドキドキしてきて…
ああ どうしよう
大丈夫かな 私…
お腹とかもっと
ダイエット
しておけばよかった…
でも…私も紫耀くんと
ひとつになりたい…
丘の上でほてった
身体は また私を熱くして
あの時 紫耀くんに
触れられたところが
熱いよ…
そんなことを思いながら
ゆっくりシャワーを
浴びて出ると
紫耀くんが心配そうに
私を抱きしめにきた…
『はぁ…よかった…
あんまり遅いからさ
A 出てくるの
嫌になったかもって
不安になった…』
『えっ…そんな訳ないよ
ちょっと 恥ずかしく
なってたけど…』
『そっか…じゃ
オレ入ってくる』
『うん 待ってるね』
私の言葉に紫耀くんは
ホッとしたように笑って
シャワールームに入った…
紫耀くんも不安に
思ったりするんだ…
私はドライヤーで髪を
乾かしながら
そんな紫耀くんが
なんだかかわいくて
愛しく思った…
でも
シャワーを浴びて
出てきた紫耀くんは
さっきとは全然
違ってて…
上半身は裸のまま
湯気を纏った
しなやかな身体は
美しく艶やかで
その上
ものすごく色っぽい…
濡れた髪をタオルで
無造作に拭きながら
髪を搔き上げる
そんな何気ない仕草も
かっこよくて
私は ますますドキドキが
止まらなくなった…
どうしよう…完璧過ぎて
目のやり場に困るよ…
紫耀くんは
そんな私の側にくると
後ろから優しく抱きしめて
熱い息を吐いた…
『はぁ…オレずっと
ドキドキしてる』
『紫耀くん…』
私もだよ…
彼の熱く湿った素肌を
感じて胸が苦しくなる
『A 髪乾かしてやるよ』
紫耀くんは 私の手から
ドライヤーをとると
丁寧に手で
髪を梳かしながら
乾かしてくれるけど
彼の手が 顔や首に
直接 触れる度
心臓が跳ねてしまって
私は恥ずかしくて
たまらなくなった…
『あ ありがとう
もう大丈夫だよ
今度は紫耀くんの髪
乾かしてあげる』
そう言って
立ち上がろうと
したけど
『いいよ オレは…』
彼はおもむろに
ドライヤーを置いて
両手を広げた
『おいで A』
その言葉と共に
紫耀くんは
優しくお姫様だっこ
してくれて
私も彼の首に
そっと手を回した…
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陽菜(プロフ) - #えぶさん» ありがとうございます!すごく嬉しいです!大好きなふたりなのでこれからも大切に書いていきたいと思っています^_^頑張ります! (2019年2月11日 13時) (レス) id: 426f08eaf3 (このIDを非表示/違反報告)
#えぶ(プロフ) - うみちゃんと岸君の絡みが最高すぎます!!! これからも頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2019年2月11日 12時) (レス) id: d5b15df9f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽菜 | 作成日時:2019年2月3日 10時