転生しちゃった系のじぇーけーは原作ぶっ壊しに行きます

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最終日はずっと海斗の近くにいた

血の匂いに誘われてきた鬼は全て切った

なるべく綺麗なまま弟さんの所へ連れていくんだ


時間がたち、選別が終わりになるとうちは海斗の遺体をもって下山した


｢おい、なんでお前みたいなのが生きてやがんだ
なんかイカサマしてんじゃねーのか？｣


｢うちはこの人に守ってもらった
だから強くなんてない｣


｢そんなやつは隊士に要らねぇんだよ｣


わかってる、わかってるよ

大事になるべきなのは海人だった


あの後鎹烏を受け取り石を選んだ

周りが解散し始めると案内役の子に話しかけに行った


｢この人の家を教えてください
家族の元へ連れて行ってあげたいんです｣


教えて貰って海斗の家に行く途中不安しか無かった

大切な弟さんにどんな顔をしていけばいいのだろうか

家族に愛されて育っていたならきっと恨み言しかないんだろうな


｢ごめんください、海斗さんのお宅で間違いないでしょうか？｣


なんて声をかけていいかも分からず現代風に入っていった

家の中はすごくお酒臭かった

｢お前何者だよ
なんでこいつを連れてきたんだよ
こいつは殺すために最終選別にやったんだよ｣


海斗のお父さんらしき人に手渡すとその人は海斗を投げ飛ばした

許せなかった

うちの大切な恩人にそんなことをする人が

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