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渡「A！！」
手を引かれ一歩足が出ようとした時
私の名前を呼ぶ聞き馴れた声がした
『しょ・・・。』
駄目だ、ここで名前は呼べない
言葉を発することを辞めた理由を察してくれたのか
未だ私の手を掴んでいる男性の手をそっと離した
男「ちょっと、お兄さんなんなの？」
渡「は？ 俺の連れなんだけど。
お前こそ何なの？ 人の彼女口説いてんじゃねーよ。」
機嫌が悪い時とはまた違う雰囲気の翔太くん
少し低めの声で、威圧的に発せられた言葉に相手も怯んだ様子だった
“紛らわしいんだよ” って捨て台詞を残し、男性は去って行った
『あの。。』
渡「勝手に離れてんじゃねぇよ。」
『すみません。 あの…。』
渡「なに？」
『勝手に彼女にしないでください。』
渡「お前さぁ、そこは “ありがとう”じゃねーの？ 」
いつもの独特な笑いと共に、いつもの翔太君に戻っていた
渡「ほら、店に戻るぞ。
松田がお前に合った化粧品見てくれるって。」
さっき握られた手が離される事はなく、一緒に店内へ戻って行った
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mipyy(プロフ) - ユキトさん» ありがとうございます♪まだまだ未熟者ですが、頑張りますφ(。。*) (2021年3月3日 13時) (
レス) id: db82ef38b0 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - 読みやすくて読んでて癒されます。更新楽しみにしてます笑 (2021年3月3日 11時) (レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mipyy | 作成日時：2021年2月21日 18時
