【d！】悪魔に取り憑かれた系幼女lll (ページ6)

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変わった幹部の様子3 ページ6

よし。あの朝食から帰ってきたし扉も閉めたし膝の上にタガイも乗せたし続きを書かなきゃ。

んー先ずは神にぃか

sn「Aちゃん。俺はなーんにも手は出さへん。…ただ傍観するだけやから。頑張りや」

神にぃはなんだか怖い。私が他のみんなを警戒しているのも、兄様や姉様のことも全部全部知られているみたいで。ただ1つ言えるのは危険性はない、ということだけ。

次はにぃに

ni「ええかA？何かあったら叫ぶこと。直ぐに逃げること。あとはなるべく其奴の顔を覚えておいてな。俺が其奴を消すから」

にぃにはトンにぃに次ぐ過保護と化した。だけどどこかコネにぃにも似ているから危険…と言えば危険だと思う。最近遠征が必ず1ヶ月で終わるのが不思議でままならないよ。

次は…おにぃだ。

ci「あ、A？言い忘れてた事があったわ。…ええか？お前は俺だけを信じるんやで？」

おにぃは…自分だけを信じて、とか俺がお前の唯一の味方だ、とか…なんて言うんだろう？自己主張…が強くなった、という感じなのかな？ただそれを言うときに1番真剣な顔をするからちょっと怖い。危険性は3分の1くらいはある…かも。

最後の悪魔さんは正直分からない。

正しくは私を避けてる感じだから分からない、という事なんだけど。
帰ってきて以来悪魔さんから話しかけられる事は滅多に無くなった。強いて言えば視線を凄い感じるのと悪魔さんが持っている盗聴器と隠しカメラの量が増えたという事しか分からない。前なんて25個見つかったし

ci「A～？今暇？遊ぼうや～！」

『っ、はーい。遊ぼ遊ぼ！』

おにぃに呼ばれて慌ててノートとペンを引き出しの奥の更に奥にしまい扉を開けた。扉の向こうにはおにぃがニコニコと笑いながら立っていた。タガイも足元にいておにぃをじっと見てから何をするんだ？と首を傾げた。

ci「ん～…久しぶりに鬼ごっことかどうや？」

『鬼ごっこ？トンにぃに許可貰わなきゃいけないけどいいの？』

ci「大丈夫大丈夫！体を動かすかわりにって言えば大丈夫だろうから。他に誰か誘おか？」

『あ、私が誘ってくるね！』

ci「おー分かったわ。じゃあ俺はトントンさんのとこ行ってくるから集め終わったら中庭に来てな？」

『はいはいっ！』

私はタガイに行こ、と声をかけてパタパタと走りだした。さて、今日暇な人といったら誰でしょうかねぇ。

「大丈夫か？鬼ごっこ苦手だろう？」

『大丈夫！いざという時はタガイを使うよ！』

「お、おぉ…？」