突撃だ! ページ35
☆DK
「僕はSEVENTEENのジョンハンです。」
「僕はジョシュアです。」
二人はニコニコと目の前の警備員さんに言う。
「はい。」
警備員さんは真面目に返事をしている。
「開けて?」
「入れて?」
"開けて"と"入れて"と言うヒョンたちに
「通行証をお願いします。」
真面目に返す警備員さん。
「だ〜か〜ら〜、僕は、SEVENTEENの…」
そして、振り出しに戻る。
こんなことを何度も繰り返しているが、警備員さんはドアを開けてくれないし、ヒョン達も諦めない。
今日、いきなり、二人に"FULL MOONのシウとソジュンと仲良くなった。"
"FULL MOONの作業室に突撃だ〜!"と連れてこられたHYBE本社ビル。
ハニヒョンの思いつきに振り回されるのはいつものこと、だ。
FULL MOONの作業場はHYBE社員でさえ気軽に入れないと噂があったけれど、本当だった。
他の場所は入り放題なのに、FULL MOONの作業場があるところはしっかり扉の前に警備員さんが居て、通行証がない人は入れなかった。
僕達は通行証なんて持ってない。
ハニヒョンの思いつきでここまで来ちゃったけど、どうしよう。
ヒョン達はあきらめないし、警備員さんも譲らない。
「僕はSEVENTEENのジョンハンです。」
「僕はジョシュアです。」
「FULL MOONのジュノです。お疲れ様で〜す。」
「ジュノさん、お疲れ様です。」
「「え、は?ジュノ?」」
「うちのヒョン達にご用事ですか?」
ニコニコ笑いながら聞くジュノに
「あ、えっと、遊びに来ました。」
とシュアヒョンが答えた。
「そうなんですね〜。」
"通して良いですよ。"とジュノの言葉に警備員さんは、
「はい、どうぞ。」
とあっさりと扉を開けた。
「ソクミナ、行くよ。」
そうハニヒョンに言われて慌てて彼らについていく。
ジュノが丁度通りがかってくれて良かった。
「前もって連絡してくれれば、すぐ通れたのに、」
笑いながら言うジュノに、
「Surpriseしたかったんだ。」
とシュアヒョンは言う。
「そうなんですね。」
ジュノはそう答えながら、作業室へ僕達を案内してくれた。
ジュノはちょっとヤンチャに見えるけど、ヒョン達に丁寧に接していた。
見た目じゃわからないな、なんて。
…
618人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» いつも、応援ありがとうございます!ゆっくり更新ですが、頑張ります〜。 (2022年10月1日 8時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - 早速嬉しいです!応援してます!! (2022年9月30日 22時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちな | 作成日時:2022年9月29日 0時