検索窓
今日:25 hit、昨日:33 hit、合計:82,327 hit

楽しみすぎて。 ページ31

☆JEONGHAN side





お互い忙しいから。
約束の日はあっという間に訪れた。
いつもの95's会で使っている店に、約束の時間よりも早く来てしまったのは、彼らに会うのが楽しみだったから。

「君達、早いね。」

ドアを開けたジミンが部屋にもう居た俺達を見て驚いたように呟いた。

「あれ?僕達もそれなりに早く来たんだけどな。」

ジミンと共に部屋に入ってきたテヒョンも呟いた。

「95's、そろっちゃったね。」

苦笑いするシュア。
そう、今日の会食のFULL MOONの二人以外のメンバーがそろってしまった。

「あ〜、マズイかな…」

小さくスンチョルが呟いた。
まかりなりにも俺達は彼らの先輩で。
約束の時間より早かったとはいえ、先輩のほうが先に店に来ているのは、後輩である彼らに気を使わせること、なのかもしれない。

「ん〜、僕らは彼らを知らないから…。どう思う?」

シュアがジミンとテヒョンに聞いた。
二人は顔を見合わせ、

「多分…」

「あの子達はそう云うの気にしないよ。」

言いにくそうなテヒョンに、はっきり言うジミン。

「え、気にしない?」

「俺なら気にするな。」

首を傾げるシュアと眉を寄せるスンチョル。

「でも…」

「気にしないよ。」

なにか言いたげなテヒョンとなんだか知らないが断言するジミン。

「まぁ、彼らを知ってる二人がそう云うなら…」

困ったように笑ってシュアが言った。
元々、俺達はそう云うの気にしないし。

そんなこんな、近況報告しながら、FULL MOONの二人を待つ。
二人は時間ぴったりにここに来た。

「あれ?ヒョン達早いですね〜。」

「こんばんは〜。お疲れ様です。」

普通に"早い"とか笑いながらソジュンは言い、シウはニコリと笑って挨拶をした。

これは…何にも気にしてないな。
うん。

「二人に会いた過ぎて、早く来ちゃった。」

あははと笑って言うジミンに、

「ジミニヒョンが会いたいのは僕らじゃないでしょ?」

的確なツッコミをサラリと告げるソジュン。

「あ、初めまして〜。FULL MOONのシウです。」

シウは二人を無視して俺等ににこやかに挨拶をした。

「ジョンハン先輩、ジョシュア先輩、スタバ以来ですね〜。お疲れ様です。」

ソジュンもそう言った。
噂じゃ、取り付く島もないとか、冷たいとか言われてるFULL MOONの二人は、話しやすいな、と思った。




興味津々→←羨む



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (171 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
618人がお気に入り
設定タグ:K-pop , Actor , BTS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

ちな(プロフ) - akb48yuuko1さん» いつも、応援ありがとうございます!ゆっくり更新ですが、頑張ります〜。 (2022年10月1日 8時) (レス) id: 0b8c1c72f4 (このIDを非表示/違反報告)
akb48yuuko1(プロフ) - 早速嬉しいです!応援してます!! (2022年9月30日 22時) (レス) id: 308e687bed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちな | 作成日時:2022年9月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。