え、あ、無理 3【JM】 (ページ5)

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どうしようかページ5

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テヒョナに髪を乾かしてもらってAの部屋に戻ったら、ソファで彼女が呆然としていた。

「A？どうした〜？」

彼女をハグしてそう聞いたら、

「ん。なんでもないよ。」

そう答えた。
多分、彼氏のこと、だよね？
シャワー浴びて出てきたら居なかったし。
はは、面白いなぁ。

「じゃあ、もう寝ようよ。」

そう言って、彼女を抱き上げてベッドまで運ぶ。

彼女は気づいてないけど、僕は男なんだよね？
僕と彼女は小さい時から一緒だから、距離感がバグってる。
一緒にお風呂は流石に入らないけど、一緒に布団には抵抗なく入る。
いやらしいことはしないけどさ。
だって、僕にとってAは、女のコじゃなくて、"主"だから。
そのことが分からなければ、Aと一緒に居るのは無理じゃないかな？

さて、彼氏はどうするのかな？

その前に、明日の朝、Aの部屋に来るのかな？

全幅の信頼を寄せられてるのは、"君"だけじゃないんだよ？

Aは、僕に抱きついて、スヤスヤ寝始めた。
これも、小さな時からの習慣で。
Aの頭を撫でながら、これでどうにかなるなら、早めに潰さないとな。と考える。
みんなさ、やり方が甘いんだよね？
潰すなら徹底的に。でしょ？
Aの心の傷なんてすぐ塞がるよ。
僕がいるんだからさ。

な〜んてね。
さて、どうしようか。

…