君がいるから【吉野北人】 (ページ8)

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▽ ページ8

お昼休み、場所を変え
若奈に昨日のことを話した

若奈「えーーーー？！！

ランページってあの？！EXILEの？！」

『若奈知ってるの？』

若奈「当たり前ー！今ちょー人気だよ！

私も好きだよ！えー！ほくちゃんに？」

そう言ってキャーキャー盛り上がっている若奈

ほくちゃん…
やっぱり人気なんだ

すごい人に声かけられちゃったな

若奈「すごいね、ほくちゃんから声掛けられるなんて

しかも一目惚れって、羨ましすぎる」

『絶対一目惚れなんかじゃないよ
もしかしたら私遊ばれてるのかも』

若奈「あんたねー、自分の美人さ自覚したほうがいいよ？
ぶっちゃけ言うけど、この会社あんたのファン多いからね」

『やめてよ…恥ずかし
ほんと、そんなんじゃないから』

昔から自分に自信がない私
だから昨日なんで私が声をかけられたのかがわからない

『やっぱり遊ばれてるんだよ』

若奈「そんなん会ってみないとわからないじゃん！

LINE交換したんでしょ？なんてきたの？」

ケータイを取りだし、LINEを見た

吉野北人Aさん、次いつ会えますか?

若奈「やっば、まじのほくちゃんやん！！
えー、紹介して！！りく！！」

『無理だよ、てか誰？りくって』

若奈「同じランページの人！
私の一番好きな人！」

りく…陸…。
なんか聞いたことある名前

『そろそろもどろ？時間』

若奈「わ！やば！ほんとだ！」

私と若奈は再び
仕事に戻った