君がいるから【吉野北人】 (ページ46)

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陸side

トレーニング後
スーパーに昼飯の買い物に行ったら

見覚えのある姿が

Aだ

うわ、どうしよう
こんなところで会えるなんて奇跡

ウキウキしながら話しかけに行った

相変わらず可愛くて綺麗で
見ただけでドキッとする

俺だって北人に負けないように近づきたい

そう思って話しかけた

しばらく話してたら首筋に目がいった

あれ…

Aの首筋には赤紫色の印

胸がドキンっとなったと同時に
まさか…って思った

もしかして、北人が…？

それのことで頭がいっぱいになった

帰って陣くんと翔平と昼飯を作る

ガタンッ！！

「あっっち！！！」

陣「うわ！陸大丈夫か？！」

翔平「火傷！火傷してませんか？
冷やしてください！」

ぼーっとしてお湯が入った鍋を持っていたら手が滑って手にかかってしまった

陣「よかったな、沸騰してなくて」

「ほんと、火つける前でよかったよ」

翔平「なんか陸さんぼーっとしててらしくないっすね、何かあったんすか？」

「…Aと北人
付き合ったのかな？」

陣「…え？！あの二人？
まぁ、北人とAさん出会ってから何気結構立ってるからなぁ
北人も何度も飯誘ってたし」

力矢「うわ、いいにおい
何作ってんの？」

「力矢さん、なんか北人から連絡きました？」

力矢「北人から？"体調だいぶ良くなりました"ってきてたよ。Aさんのおかげだね」

「そうっすか…」

直接聞くしかないか

なんか、さっきから嫌な予感がする…

陣「陸！鍋！！」

「うわ！！」

さっき沸かした鍋が沸騰して熱湯が溢れた

翔平「陸さん大丈夫すか？」

「大丈夫じゃねー」

はぁ、何今更焦ってんだろ