エリートなナムジュン君 NJ side ページ9
いっつもこうだ
「えー！！あの大手会社？！」
「すごーーい！！」
対して興味もない数合わせの合コン参加するいっつもこうなるんだ
「ナムジュンさんってエリートなんですねっ？」
NJ「あ、あはは。そんなことないですよ？」
「しかも謙虚なんて素敵ですぅ〜」
僕は昔から成績はトップだった
取り柄がそれしか無かったから
僕は昔から不器用で運動も全然できなくて
やろうと思ったけど馬鹿にされるのが怖かった
小学生の時は外で皆んなかワイワイサッカーしてるのとかすごく憧れたっけ？
だけど僕には無理だから自然と目線は本へと戻っていた
そんなことをしているうちに僕はエリートと呼ばれるようになった
NJ「はぁ…疲れた。僕は仕事が恋人なのに」
自分で言ってて虚しくなるけど
合コンよりマシだ。
僕が就職したのは誰もが聞いたことのある大手会社だったから
お仕事は〜？なんて聞かれて答えると
女性はすぐに目の色を変える
NJ「やっぱりこれが落ち着くなぁ…」
僕の昔から変わらない唯一の楽しみ
それは�狷表餃�
NJ「そう言えばこの辺に図書館ってあるのかな」
仕事の都合で最近こっちに引っ越してきたばっかりだから
この辺よくわかんないけど
NJ「今度の土日行ってみるか…方向音痴だけど」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕はあらかじめ図書館の場所を調べておいた
なので迷って途方にくれることはなく無事に着いた
NJ「わぁ…思ったより大きいなぁ」
僕は久し振りに心が踊りはしゃぎながら
本を選び始めた
すると本棚の一番上の棚にある本が目に入った
NJ「この台使えばいいのかな」
僕は本棚の横にあった木製の台を使い一番上にある本を取ろうとした
NJ「くっ、なんでこんなに奥に入ってるんだ…」
あとちょっと
あとちょっとで…
ーメキッ
NJ「んっ？」
ーバキッ！！！
NJ「うわぁっ！！」
木の台が僕が乗っていたところを基準に見事に真っ二つになった
NJ「い、イテテ」
そして尻餅をついた僕に
「あのぉ、大丈夫ですか？」
眼鏡をかけた司書さんらしき人が手を差し伸べてくれた
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作者名：。イル。2 | 作成日時：2019年6月17日 1時
