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JM「…あー。」
そう言ってジミナは自分の後頭部をポリポリと掻くと
JM「そりゃそうでしょ？」
なんて当然のように言った
JM「だってAさ、朝すごい弱いからさ
大学生になっても僕が起こして一緒に行ってあげないと」
やっぱり私がジミナの邪魔してたの？
JM「それに未だに制服の着方だってよく分かってないし、
そんな赤ちゃんを一人でどこか僕の知らないところへ行かせるわけないじゃん」
私のせいでジミナの未来が断たれちゃうの？
そんなの嫌だよっ
でも、離れなくないよっ
JM「Aはまだまだ子供なんだ。
だからテヒョンも変なこと教えるなよ」
TH「そんなことしないって！！」
二人がそんな風に話している声は耳に入ってきていた
「…ご、ごめんねぇ…」
だけどあまりのショックに涙が止まらなかった
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JM side
JM「…僕のこと嫌いになったのかな」
自分がぶちまけたオムライスをただ眺めていた
僕はため息をつきながらこんなんじゃダメだと思い
オムライスを片付け始めた
JM「よいしょっ」
片付け終わり教室に戻ろうとすると
JM「……」
たまたま一緒に歩いているテヒョンとAが見えた
なんだか楽しそう
なんだろ…寂しいとは違うこの感情
ぽっかり心に穴が空いたような
でもテヒョンに対しムカムカするこの言い表しようのない感情は
JM「Aはテヒョンが好きなのかな」
なんて口にすればすでに痛んでる胸が
もっとズキズキし出して痛くて
自分の不甲斐なさに嫌になった
JM「そうだよね、テヒョンイケメンだし」
あの赤ちゃんに好きな人が出来たなんて
あの可愛いAが僕から離れて行くなんて
JM「教室戻ろっ…」
これからどうしていいか分からず
とりあえず教室に戻った
すると
TH「あ、ジミン」
「ジ、ジミナ…あっ、さっきは…」
テヒョンとAにばったり出くわしてしまった
一応合わないように気をつけてたんだけどな
JM「なぁに？」
自然に笑えただろうか
Aに気を使わせていないだろうか
「ご、ごめんね…」
JM「Aが謝る必要なんてないじゃん？
僕が悪かったんだから」
A…そんな泣きそうな顔しないでよ？
勘違いしそうになる
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作者名：。イル。2 | 作成日時：2019年6月17日 1時
