【d!】時を超えて、あの時の誓いを【sha】＜完結＞ (ページ42)

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手当てが終わって校庭に戻る

ci「…授業間に合いそうで良かったな」

『…うん』

さっきの…なんだったんだろう

いつもの夢見たいな感じの声の聞こえ方だったけど

ci「っなあA、」

『ん？』

ci「…何か困ったことあったら言ってな」

『…うん、そうする。ありがとチーノ！』

"っ僕！姉さんが悩んでるとこ見たくないんですっ！"

まただ

ｽﾞｷｯ

私の脳に聞こえてくるこの声は何なんだろう

shp「おっ、おかえりなさい」

準備運動をしているショッピくんが話しかけてくれる

『ただいま〜』

ci「っすー」

shp「先生が言っとったんすけど、これ男女別で2人ずつペア組むらしいっす」

『え"』

ci「ショッピくもうぜーー」

『待って待って、どうしよう』

女子の友達なんていないよぉおーーどうしようぅぅ

shp「もしかしてチーノと一緒に居すぎて仲良い女子いない感じっすかw」

『うぐ』

見つけよう

『…私行ってくるわ』

ci「ふぁいとー」

私なんかと組んでくれる人…

？「あ、あの、、！」

『？わ、たし？』

rk「そ、そう！同じクラスの中山梨花、です、！良かったら一緒に組まない、？」

この子は…いつも教室で本を読んでる大人しい子だ。

女の子らしくて、頭が良くて、私とは全然違う子

『私なんかでよければ、！私は…』

rk「富沢さんだよね？」

『そう！Aでいいよ！』

…私に女友達が出来るとは…！

rk「じゃあAちゃんって呼ぶね！よろしく…！」

『うん！よろしく梨花ちゃん！』

実は私はずっとチーノと一緒に居るわけではない

チーノはいわゆる陽の分類だから普通に休み時間とかは他の男子たちとわちゃわちゃしてる

それに比べて私は完全にクラスの女子のノリに置いてかれいつも一人なのだ

そんな私を見てチーノが一緒にいてくれる頻度が高くなっているという現状

梨花ちゃんとはずっと仲良くしたいと思ってた。だからこうやって話せてすっごく嬉しいのだ

shp「お、ペア見つかったみたいっすよ」

ci「あの子ずっとAが気にかけてた子やん。仲良い感じで良かったわ」