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【ut side】
たまたま方面的にチーノと二人の帰り道
ut「…ちょっと公園寄っていかん？」
ci「…そうっすね」
そうして俺らはベンチに腰掛ける
ut「……なあチーノ。」
ci「…ん？」
ut「…大丈夫か？」
ci「……正直大丈夫じゃないっすよ」
ut「そうだよなぁ」
ci「なあ大先生」
ut「どしたん？」
ci「僕…どうしたらええんやろ……」
ut「チーノはチーノのままでええと思うで。人を想う心に他人は関係ないやろ？」
ci「そう、やけど……僕は、Aさんとシャオさん、が……結ばれて欲しいって心から、思ってて、」
ut「……うん」
ci「でも…どうしても、好き、なんや。好きで、好きで…、なんで、なん」
ut「チーノ………。ごめんなぁ、力になってやれんくて…」
ci「、ええんや、これで。話聞いてくれるだけでええから。応援して、なんて言わんし、励ましてほしいとも言わん。もう…いいんだよ、僕はこれで」
共感することも、応援することも出来ない
チーノは辛いはずなのに、隠そうとして
いつもそうやって
こっちでもそうなってまうんやな
ごめんな
ut「…泣きたい時は泣いてええんやで？辛かったら辛いって、俺に泣きついてくればええんよ」
ci「…っ！！」
ci「……なあ…なあどうして…どうしていっつも僕は…こんな思いせなあかんねん…！…なんであの時…何で…！ 」
ut「チーノは良く頑張ったで。…辛い思いさせてしもてごめんな…」
.
ci「…兄さんすんませんでした…もう大丈夫です」
チーノはスッキリした顔でそう言う
ut「ん、ええんやで。お前は一人で抱えすぎること多いんやから。もっと頼ってな？」
ci「…はい！」
ut「ほな帰ろかー」
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ciさん回がちょっと続きました
軍団の絡みを書いてみたかったのでutさんやshpさん視点が多めでした
ciさんも思い出したところで…これからどうなっていくんでしょう
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作者名：えむいー | 作成日時：2023年1月19日 23時
