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未来の想い ページ46
♡
数日後
朝食の片付けも終えたし、午前中は暇なので、財団のアジトへ戻り、今日こそはアトリエで絵を描こうと決めた。
未来に来てからバタバタしていて、アトリエへ行くのはこれが初めてだった。
ガラッとスライド式のドアを開けると、画材と木の匂いがした。
アトリエらしい、絵の具であちこち汚れている一面コンクリートのシンプルな空間。
机とソファ、大小様々な20枚ほどのキャンバスが壁に掛けられていたり積み重なっている。
＿＿なんだろ、これ
その中、アトリエの隅に2mはある一際大きな絵があった。
他の絵とは違って、絵が見えないよう布が掛けてある。
「私のだし、いいよね」
ひと思いに布を取る。
描かれていたのは、
綺麗な月夜と＿＿
「…雲雀さん」
それ以上に美しい彼の横顔だった。
絵の中の彼は、私の大好きな穏やかな笑顔を浮かべている。
♡
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ろこ(プロフ) - ゆかりさん» そう言って頂けると嬉しいです！ (2019年5月15日 11時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新楽しみです (2019年5月15日 1時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年5月2日 22時
