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♡
「……ダメ。っていわないと治療しに行くでしょ」
「心読めるんですか」
「君のことはね。
大体、リングを棄てた後も君の身体が回復しなかったのは、そうやって事ある毎に力を使っていたからでしょ」
「でもこの状況ですし、尚更放っておけません」
「…」
やばい、と本能が察する。
また怒りのスイッチを押してしまった。
ジリジリと痛いくらいに彼の殺気が突き刺さる。
「 紅呂奈 。
僕がさっき言ったこともう忘れたのかい？」
「き、恭弥さぁん…」
「とにかく、今日はここにいて。着替えてくる」
項垂れる私を置いて、恭弥さんが畳から立ち上がり襖に手をかけた。
＿＿今日は色んな意味で解放して貰えそうにないな…
と思ったその時。
ボフン！
辺りに、ピンクがかった煙が立ち込めた。
♡
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ろこ(プロフ) - ゆかりさん» そう言って頂けると嬉しいです！ (2019年5月15日 11時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 更新楽しみです (2019年5月15日 1時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年5月2日 22時
