安定の ページ25
♡
「ちょっと、昨日一緒に帰ってるとこ見ちゃったんだけど、あんた雲雀様と一緒にいたよね？」
おはようございます。白石紅呂奈です。
雲雀さんのあの持ち前の美貌とクール(？)な性格で、女子のファンが多いのは並中じゃ密かに有名な話。
学校のゴミ捨て場なう。
「最近、放課後は応接室に通ってるらしいじゃん？」
「ちょっと遊ばれてるからってチョーシ乗んな！」
「恭弥様は群れるのが嫌いなの！わかる？」
馴れ馴れしくなんて話してない。
私よりも今お前らのが群れてるよね。
とりあえず言いたいのは＿＿
「雲雀さんは、貴方達みたいに群れで個人を虐める弱者が一番嫌いだと思うけど」
……言ってしまった感はある。
反省はしてるけど後悔はしていない。というヤツだ。
しかしまあ、彼女達はより一層激怒するわけで。
「っざけんな！」
「雲雀様に近寄んなよ！ブス！」
掃除用のモップやホウキ、それに素手で私を殴りつけてくる。
痛い。きっと明日には痣だらけになってるだろう。制服もすっかりボロボロだ。
＿＿というか最近の中学生は過激だなあ。
なんてぼんやり思っていると、いきなり腹部に衝撃を受けた。
「うっ……」
＿＿いくらなんでも本気で殴り過ぎでしょ…
情けないことに、痛みで涙が浮かんできた。
暴力とは無縁の軟弱な美術部員はされるがまま。
それでも意地で前を睨み続けていると、今度は顔を狙ったモップの一撃が迫って来る。
私には避けられる程の技術も運動神経もない。
「雲雀さ…っ」
思わず目を瞑ったその時＿
♡
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くらら(プロフ) - たくあんさん» ありがとうございます！ (2019年4月27日 23時) (
レス) id: a6342bde11 (このIDを非表示/違反報告)
たくあん - 最近雲雀さん不足だったから嬉しい…(´･∀･`)更新頑張ってください(●´▽`●) (2019年4月27日 0時) (レス) id: a353fd29dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2019年4月14日 21時
