# パレット 【 ヒプマイ短編集 】

大切なモン × Samatoki.A ページ9

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「 …ッ、おいテメッ、銃兎、説明しろやッ！！！ 」








「 落ち着け左馬刻！！！！テメッ、離せ！！！ 」








「 2人とも落ち着け、ここは病院だ。 」








事の発端は20分前まで遡る。


オヤジに呼ばれて話していたらやたらうるせぇ携帯。


…チッ、なんなんだ。


あの兎公タダじゃおかねぇ。








「 なンだよ銃兎、今忙しいんだ後にしろや。 」


「 バカッ、Aが刺された！！ 」


「 ンァ゛？ 」









刺された？


…オイオイ、冗談はよしてくれや。









「 今すぐシンジュクに来い。 」









「 テメッ、Aが無事じゃなかったらブッコロ.スぞ！！！ 」









直ぐに車を飛ばしてシンジュクまで向かう。


…頼む、無事でいてくれ。


いつかこうなる事があるかもしれないって分かってたはずなのに。









「 平和ボケしちまってたな。 」









俺には似合わねぇ。


それもこれも全部Aが与えてくれたんだ。


…今更失えねェよ。









「 左馬刻くん。 」








「 先生…。 」







「 一命はとりとめたよ。 」








「 まだ安静にしてないとだがね。 」と言った先生に頭を下げた。









「 …オイ、銃兎。 」








「 言いたいことは分かってる。 」







「 ソイツ連れて来いや。

捕まえて罪償って終わりになんかさせてやらねェ。

俺の女に手ェ出したんだ、覚悟してもらわねぇとな。 」








「 …見つけ次第連絡してやる。 」









Aの病室に入ると、そこにはAが横たわっていた。









「 …A。

怖い思いさせちまって悪かったな。 」









サラサラとした髪の毛を撫でる。


…ハッ 、 いつもみてぇに嬉しそうに笑えや。









「 …待ってろ、直ぐに片付けてやるからな。 」









俺の大切なモン傷付けたんだ、落とし前はつけてもらう。


この可愛い寝顔がもう傷付かないように俺が守ってやるからな。









(( 早く目覚ませや。 ))


(( お前が行きたいっつってたパンケーキの店、連れてってやるからよ。 ))









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左馬刻多めですみません。


…推しだし今日LIVE当たって舞い上がってます。


一応リクもほのぼの受け付けてます。







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