# パレット 【 ヒプマイ短編集 】

溺愛 × Doppo.K ページ24

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『 どっぽ〜〜！ 』








家に帰ると玄関先で ギュッ と抱きつかれる。









「 えっ、ちょ、A！？ 」








いつもならそんなことしない大人しめのAに何があったのだろうか。









「 …A、お酒飲んだでしょ。 」









ほのかに香るお酒の匂い。


…はぁ。


Aはお酒を飲むと内向的な性格が消える。


すんごい素直になる。









『 いつもね、もっと独歩にギュ ッ てしたりくっついていたのに恥ずかしくて出来ないから…。 』








…ッ ンンッ 、くそ可愛い。







『 お酒の力じゃなくて本当は直接言いたいんだけどごめんね。 』







「 あぁ…Aがそう思ってくれてるだけで嬉しいから。 」







頭を撫でてあげると嬉しそうに子犬みたいな顔をするA。


…あぁ、可愛い可愛い可愛い可愛い。








『 あのね、』







口をごもごもさせて話にくそうに見てくるA。


可愛い。


いやもうほんと可愛いしか言えない…。









『 久々に、その…シたいな…ッ 。 』









プツン ッ 。


自分でも何かが切れたのが分かる。


もう絶対とまんないな、これ。









「 意味…分かってる？ 」









コクン ッ と頷くAをお姫様抱っこして寝室に連れて行きベットに落とす。









「 …そんな誘ってさ、俺もう止めらんないから。 」







明日仕事？ハゲ課長？


…関係ないね。









「 Aが可愛すぎンのが悪い。

__________________ 覚悟して。 」









いただきます。









(( え、なんかあちこち痛い！！ ))


(( え、なんで私も独歩も裸なの！？ ))









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