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平野side
歌の収録後、解けた緊張感からかまた息が苦しくなって、それを玄樹が気がついてくれて非常階段まで連れてきてくれた。
平「はぁっはぁっ…」
岩「しょお、もう収録は終わったよ。ちゃんと出来てたじゃん、すごいよ」
平「けほけほっ…(コク)」
さすってくれる手が暖かくてホッとする。
平「けほっ、、はぁはぁはぁ…」
岩「しょお落ち着いて。ゆっくり深呼吸」
収録前はやばかった。
廉にバレかけたから。
なんとか誤魔化せたかな。
廉は勘が鋭いからバレたかもしれない。
岩「…もしかしたら…れんにバレたかもね…」
平「はぁ…はぁ…」
玄樹も同じことを考えていたらしい。
ガチャ
永「おった」
岩「えっ！」
突然扉が開いて、顔を出したのは廉だった。
バレたかもしれないって話していたタイミングだったから俺も玄樹も心の準備ができてない。
岩「れっ、れんっ、なんでっ？！」
永「お前らがおらんくなったからやん。探してたんやから」
岩「それは…」
永「それより、やっぱしょお体調悪いんやろ？貧血とか？どんな感じなん？」
俺の体調を昔から見てくれてたのは廉で、今まさにそのスイッチが入ってしまったようだ。
俺の前にしゃがんで顔を覗き込んできた。
永「しょお、気持ち悪いとかは？」
平「はぁっ…えっと…はぁはぁ…」
永「息苦しいんか？」
平「いやっ、、はぁ…だい…じょ…はぁはぁっ…」
バレてしまったという焦りから、落ち着いてきていた呼吸がまた荒くなってくる。
どうしよう、このままみんなにもバレて、スタッフさんにもバレて迷惑かけて仕事がもらえなくなったりしたら…
そんなことになったら、俺、どうしよう…
平「…ッ…っは…っは…ゲホゲホッ…はっはぁっ…」
岩「しょおっ！」
永「えっしょお？！どしたんよっ！」
落ち着かなきゃと考えれば考えるほど呼吸が荒くなってしんどさが増して…過呼吸再来。
平「はぁっはぁっはぁっ…」
永「しょお大丈夫。あっ俺袋持ってるからこれ使いっ！」
ポッケから取り出した袋を広げて口に当てられた。
永「ゆっくりゆっくり。焦らんでええから」
平「はぁ…はぁ…けほっ…」
岩「しょお、深呼吸だよ。すぅーはぁー」
２人に深呼吸を促され、なんとか治ってきた頃には体力の消耗がやばくて、隣に座っていた廉にもたれかかった。
永「よー頑張った」
平「…はぁ……」
薄れていく意識の中で、そんな廉の声だけが聞こえていた。
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晴はる(プロフ) - みらいさん» よくわかりました！承知いたしましたありがとうございます(*^o^*)お話考えてみますね！ (2021年12月12日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - はい！そんな感じに合ってます (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 晴はるさん、ダメですか? (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みらいさん» みらいさん、いつもリクエストありがとうございます！確認なんですが、紫耀くんが紫耀くんのファンに誘拐されて暴行を受け、廉さんが心配して助けに行く、さらに紫耀くんを助けた廉さんも暴行を受け、病院に搬送されて海人さんが泣く…ってことであってますかね？ (2021年12月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 紫耀くんは助けてましたが廉くんも含め誘拐し暴力してしまいますそして朝になってしまい心配する海人くん···マネージャーさんに電話をして病院に向かいいますそれで、２人がベッドに意識を失い、海人が泣いてしまうっていうものを見たいです！ (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年10月27日 0時
