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平野side
正直焦ってた。
舞台が決まった日からかな。
毎日なんだ、ジャニーさんの夢見るの。
「全然ダメだな」
「そんなものををお客さんに見せるのか」
「YOUにはがっかりだよ」
って。
精神的にも結構きてて…
しっかりしなきゃ、俺がやらなきゃって。
焦りだけが前に出てきてしまう。
海人たちが心配してくれてるのはわかってるんだ。
わかってるんだけど、どうしたらいいのか俺もわからない。
何かしてないと落ち着かなくて。
平「ふぅっ…ふぅー…」
ダンスの練習で息が上がり、その場に座り込んだ。
何回踊っても上手くいかない。
こんなんじゃまたジャニーさんにガッカリされちゃうな。
永「しょお」
平「…ぇ？」
気がつけば、廉と海人が前に立っていた。
永「何焦ってるんよ。水は？ちゃんと飲んだ？」
平「…あっ、そういえば…」
汗をかいたのに必死すぎて飲むのを忘れてた。
高「やっぱりね。はい、この水あげる」
平「…ありがと」
気を遣わせてるんだろうな。
2人だって稽古や仕事で大変なのに。
平「…気遣わなくていいよ」
高「…え？」
平「俺は俺でやるから」
永「しょおっ」
平「痛っ……」
立ち上がって歩き出そうとした時、思いっきり廉に手首を掴まれ思わず顔を歪めた。
永「すこしは海人の気持ちもくめや！自分のことばっかやんか！」
平「…ちがっ」
永「何が違うん、３人で合わせていかなあかんのに一人でばっか練習して、そんなんで息合うわけないやん！」
平「わかってるよ！あとで３人でやればいいじゃん！」
永「だからそうじゃないやん！」
高「二人とも落ち着いてよ！」
お互い火がついて、廉と言い合いになりそうなところを海人に止められた。
永「お前はもっと昔からさ、いつも完璧で自信があって何でもこなせて…平『やめてよっ！！』…ちょっ、しょおっ！」
耐えられずにその場から逃げた。
平「ふっ…ううっ…」
俺は完璧なんかじゃない。
それがプレッシャーになるんだ。
人間なんだからミスだってするし、苦手なことだってある。
今それを言わないでほしい。
平「ふぇぇ…」
冷たい非常階段で一人、泣いた。
外から廉や海人が探してる声が聞こえたけど、とても出ていくことはできなくて。
俺座長なのに、ジュニアのみんなを引っ張っていかなきゃいけないのに何やってるんだろ。
自分の情けなさに悔しくなって唇を噛んだ。
少し鉄の味がしたのは、きっと気のせいだ。
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晴はる(プロフ) - みらいさん» よくわかりました！承知いたしましたありがとうございます(*^o^*)お話考えてみますね！ (2021年12月12日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - はい！そんな感じに合ってます (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 晴はるさん、ダメですか? (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みらいさん» みらいさん、いつもリクエストありがとうございます！確認なんですが、紫耀くんが紫耀くんのファンに誘拐されて暴行を受け、廉さんが心配して助けに行く、さらに紫耀くんを助けた廉さんも暴行を受け、病院に搬送されて海人さんが泣く…ってことであってますかね？ (2021年12月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 紫耀くんは助けてましたが廉くんも含め誘拐し暴力してしまいますそして朝になってしまい心配する海人くん···マネージャーさんに電話をして病院に向かいいますそれで、２人がベッドに意識を失い、海人が泣いてしまうっていうものを見たいです！ (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年10月27日 0時
