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岩橋side
岩「それって…」
平「わからないんだ……もう…」
ぽつりぽつりと話し始めた紫耀の背中をさすりながら、俺は真剣に耳を傾けた。
平「…玄樹…俺……どうしたらいいのかな…」
岩「…」
平「なんで急にこんなことになったのか分からなくて…」
紫耀が言うには、ある日突然緊張するようになったらしい。
心臓がバクバクしてきて、失敗することが怖くて、人の目が気になって、居ても立っても居られなくなる。
それってさ…
岩「しょお、それさ……パニック障害だと思う…」
平「…え……パニック……それって…」
岩「そう、俺と同じ病気」
俺は、何年か前にパニック障害を患ってからずっと治療を続けている。
俺も、なったのはやっぱり突然で。
舞台に立つのが急に怖くなって、心臓がバクバクして、発作が起きて…
どうしたらいいのかわからなくなって呼吸ができなくなった。
そんな時支えてくれたのは神宮寺だったんだ。
でも一人の時はものすごく怖かったのを覚えてる。
岩「俺も初めて発作を起こした時は、もう訳が分からなくてとにかく息が苦しくて怖くて…このまま死んじゃうんじゃないかとすら思った。しょおもそう思ったんじゃない？」
平「……ああ」
岩「怖かったよね。その気持ち、ものすごくわかるよ」
平「玄樹……」
これは患った人にしかわからない。
どれだけ苦しいか。
どれだけ怖いか。
なった本人にしかわからないんだ。
平「…俺っ…どうしたらいいのかなっ…」
いつもは逞しい紫耀の背中が、今は小刻みに震えててとても小さく見えた。
ごめんね、もっと早く気づいてあげられなくて。
平「…玄樹っ…お願い…助けてっ…」
岩「ッ…しょおっ！」
たまらずギュッと抱きしめた。
辛かったね、でももう大丈夫。
俺が支えてあげるから。
岩「俺が通ってる病院の先生に一度見てもらおう？」
平「…(コク)玄樹も、、ついてきて欲しい…」
岩「うん、もちろん」
よかった。
ちゃんとみてもらった方がいい。
どうするか決めるのはその後でも間に合う。
メンバーには…やっぱ言うべきだよね。
平「…まだ…みんなには言わないで…」
岩「え？」
平「お願い…」
岩「…うん、わかった」
なんで紫耀は俺の心が読めるんだろう。
でもたしかに、本当にパニック障害か分からないし、ちゃんとみてもらってからでも遅くはない。
紫耀の気持ちを優先してあげたいし。
岩「大丈夫だよ」
目を見て強く頷いた。
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晴はる(プロフ) - みらいさん» よくわかりました！承知いたしましたありがとうございます(*^o^*)お話考えてみますね！ (2021年12月12日 23時) (
レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - はい！そんな感じに合ってます (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 晴はるさん、ダメですか? (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みらいさん» みらいさん、いつもリクエストありがとうございます！確認なんですが、紫耀くんが紫耀くんのファンに誘拐されて暴行を受け、廉さんが心配して助けに行く、さらに紫耀くんを助けた廉さんも暴行を受け、病院に搬送されて海人さんが泣く…ってことであってますかね？ (2021年12月12日 22時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みらい - 紫耀くんは助けてましたが廉くんも含め誘拐し暴力してしまいますそして朝になってしまい心配する海人くん···マネージャーさんに電話をして病院に向かいいますそれで、２人がベッドに意識を失い、海人が泣いてしまうっていうものを見たいです！ (2021年12月12日 22時) (レス) id: bbe882ced9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴はる
| 作成日時：2021年10月27日 0時
