俺らが紫耀を守るから21

ちびっこ紫耀８ ページ50

高橋side

まさかの廉の登場にはびっくりしたけど、やっぱりしょうれんが一番落ち着くんだよね。

見てて安心っていうか。

廉の腕の中で眠ってる紫耀もどことなく安心してる顔なの。



岸「てか、れんにはまじでビビったわ」

永「たまたまやって」

岩「なんなのそのわかりやすい嘘笑」



ほんと廉って素直じゃないっていうか、わかりやすいっていうか。



永「しょおどうやった？」

高「すっごい楽しんでたよ！」

岩「写真もいっぱい撮ったしね」

神「でもさ、やっぱれんが必要なんだなって思ったよ」

永「は？」



紫耀ね、いろんなアトラクション行く度に、廉なら絶叫するかな？とか、廉も来れたらよかったのにね、とか。
昼ごはんの時も、廉これ絶対好きだよね！とか。


毎回廉が登場してたんだよ。

好きなんだなーほんとって思った。

しょうれん強火担の俺からしたらエモエモ案件！




永「そうなんや」

岩「れんなられんならって、何回もね」

岸「一緒に行きたかったんだよきっと」



廉は優しい顔で紫耀の頭を撫でた。



神「次はみんなで行こうよ」

永「そうやな」



なかなかオフが被ることはなくていつかはわからないけど、次は６人で行きたいね。









岸「着いたよーおつかれー」

岩「岸くんありがと」



車から降りたところで紫耀ちゃんがお目覚め。



永「しょお、起きた？」

平「んぅ…れん？」

永「そやで。楽しかった？」

平「うん！あのねっ、みっきーとしゃしんとったり、のりものもいっぱいのったよ！」



ニコニコと思い出話を聞かせている。



岩「しょお、あれ渡さなきゃ」

平「あっ、そうだ！れんっ、えっとね、これ！」

永「…キーホルダー？」

岸「みんなお揃いなんだよな」

平「うん！みてっ！」



お揃いで買ったキーホルダーを渡して、自慢げに自分のを見せてる。



永「しょおありがとう。大事にするな」

平「こんどはれんもいこうね！」

永「おう、みんなで行こうな」



そのあとお風呂を済ませ、ソファで再び眠ってしまった紫耀を抱え、廉は部屋に消えていった。




あーー楽しかったな！

紫耀も可愛かったし。

今日の写真は宝物にしよ。



今度は絶対にみんなで行こうね。



end
ーーーーーー
２１章完結です。
再び『ちびっこ紫耀』を登場させましたがいかがでしたか？
今回は５人ででしたがテーマパークに行かせてみました笑

２１章もありがとうございました。
移行までお待ちくださいね。
評価もお願いしますー！

この小説の続きへ→←ちびっこ紫耀７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す