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永瀬side

紫耀、、





高「ねぇ、れん…」

永「…ん?」




楽屋での待ち中、海人が俺の隣にやってきた。




高「しょお、、倒れたりしてないよね?」

永「…」




昨日から声をかけても返事すらない。

生存確認ができてないから、俺も正直怖くてたまらへん。




永「…ああ。大丈夫や。絶対に」

高「そう、だよね…大丈夫だよね…」




不安そうに顔を歪ませる海人の肩を優しく叩いた。



まだ俺ら3人で活動してた頃、

Mr.KINGやったあの頃、



紫耀はプレッシャーに押しつぶされそうになってることがあった。

あの座長をやってた時、いろんな重圧に一人で耐えとった。

俺は何もしてあげられなくて、ただ見てることしかしなかった。
紫耀が苦しんでるのわかってたのに。

挙げ句の果てに無理して倒れてドクターストップ。


ほんまに後悔した。
止められへんかった、支えてあげられへんかった俺のせいやって。


だから今度こそ、俺が紫耀を助けたい。







仕事を終え、暗い雰囲気のまま自宅に帰る。


紫耀が閉じこもってからはずっとこんな感じ。

みんな喋らへんし、顔も暗い。






岸「あいつ、また飯食ってねーのかな…」



隣で優太がボソッと呟いた。


この際閉じこもってるのはいい。
せめて、食べる、寝るはちゃんとしててほしい。






永「行こ…」



冷蔵庫を確認するとやっぱり手付かずで入っている昼飯。

そのまま紫耀の部屋へと向かう。






コンコン

永「しょおただいま。今日も、、食べられへんかった?」



なるだけ優しく、紫耀の心をこれ以上傷つけないように。



永「そろそろ話してくれへんかな?俺らちゃんと聞くし、しょおのこと一人にしたりせぇへんから」









永「あかんか…」




やっぱり返してくれないか。




神「もう、開けよう」

永「じんっ!」

神「だってさ!いつまでもこのままってわけにいかねーじゃん!もういろんな人にも迷惑かけてんだよ?甘やかしてたらダメだって!」

永「今は待ったって。頼むから」

岩「待つって…俺らもう十分待ってるじゃん!いつまでこうしてるの?しょおはプロなんだよ?こんなこと許されないんだから」

永「そう、やけど…」

岸「れん、もう仕方ねーよ。これ以上、スタッフさんに迷惑かけられない」

永「…」

神「しょう!開けさせてもらうから!」



無理やりは嫌やったけど、こうするしかないんかな…




平「やっ、やめっ…」

永「えっ…しょお?」



微かに声が聞こえた。

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ゆっぴー - やっぱり亮チン、キンプリメンバーに入れてください。 (2022年3月14日 22時) (レス) @page19 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - みのりさん» みのりさん、コメントありがとうございます(*^^*)ちびっ子しょうかいは思いつかなかったです。またちびっ子を書くときには挑戦してみます! (2020年5月25日 16時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
みのり - ちびっ子しょうかいお願いします!!! (2020年5月25日 16時) (レス) id: 20782bc3da (このIDを非表示/違反報告)
晴はる(プロフ) - ならやらわさん» ならやらわさん!感想ありがとうございます(*^^*)そう言っていただけてよかったぁ〜。またいつでもリクエストくださいね! (2020年5月21日 15時) (レス) id: 2b7aa7cd67 (このIDを非表示/違反報告)
ならやらわ - リクありがとうございます!!とてもすきでした、! (2020年5月21日 15時) (レス) id: b15bbf4c8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴はる | 作成日時:2020年5月6日 16時

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