仲裁 ページ38
あなたside
“SnowManに入んなくても良かったんじゃねーの？”
渡辺くんに言われたその言葉に今までで1番傷ついた。
女の癖にとか、やっぱ女はめんどくせぇとか散々言われてきて、どんな言葉にも耐えて、慣れてたつもりだったのに、
あまりにもショックが大きすぎて、
泣きたくないのに、目から涙が溢れてく。
せめて声だけは出さないように…
．
岩「なんで連れてこられたかは分かってるよな？」
「…っ、ごめんなさいっ」
佐「翔太があんなに怒ってた理由はなんで？」
「私が、ラウに声掛けられてたのを適当に返事してたから…」
深「A、お前本当に大丈夫なのか？」
「何が？…仕事のことならちゃんとやr…」
深「そうじゃなくて身体と大学のことだよ。このまま大阪と東京を通ってたら本当に潰れるぞ？」
岩「ふっかの言う通りだし、無理すんのと努力すんのは違ぇぞ？」
「なっ！？お母さんと同じ事…」
佐「無茶すんなって、翔太も心配してくれてんだよ」
深「ラウールも翔太も俺らも全員Aの事が心配なの」
「じ…じゃぁ…どうしたらいいの？」
「私、滝沢くんに大学に通ってても上京してデビュー掴みたいって啖呵切っちゃった手前、投げ出すことなんて…」
岩「Aには今の居場所があるだろ。」
佐「医者にならなくても俺らがいるじゃん」
深「それに滝沢くんは、きっとAの大学の事は気にしないと思うぞ」
「え…」
深「高学歴なのは凄いことだと思う。確かに、阿部ちゃんみたいにそれを“ウリ”にすることができるし､強みだと思う。
けど、ネットで調べた感じだと、医学部ってこれからの2年は実習とか色々あるんだろ？
そんなんじゃ体持たねぇって。」
岩「しかも最近、まぁた痩せただろ？何も食ってねぇんじゃねぇの？」
「ラウにはグミ食べてるって…」
佐「ホントのとこは？」
「…ここ1週間なんも…」
深「はぁ！？1週間！？」
岩「お前、よく1週間も何も食わずに…！」
「固形物が喉を通らなくって…」
佐「ダメだって！ムリしてんじゃん！」
深「…わかった。
仕事はどうにだってなる、病院行こう」
「ダメだよ！穴開けられない！
仕事はちゃんとやるって決めてるの
終わったら病院、行くから…っ」ｶﾞﾀｯ
．
楽屋に戻ろうとして、座らされた椅子から勢いよく立ち上がった瞬間、見えてた3人が歪んで見えたのが最後だった。
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イヴ(プロフ) - 宮舘だけじゃなくてみんな所々口調違うの気になりました (2021年4月4日 9時) (
レス) id: 401d318ba1 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 宮舘の口調ちょっと違くないですか？ (2021年4月4日 9時) (レス) id: 401d318ba1 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - (´･_･`)さん» コメントありがとうございます！概要欄にも記載されておりますが、一応フィクションになっていますので、是非それ以降のお話もご覧下さいませ！これからもよろしくお願いします。 (2021年3月30日 16時) (レス) id: 30aebe2ff1 (このIDを非表示/違反報告)
(´･_･`) - 45ページでさっくんが車ふっかから借りたって記載がありますが、ふっか免許持ってないですよ？ (2021年3月30日 0時) (レス) id: 947cf477cc (このIDを非表示/違反報告)
ちゃい(プロフ) - まり姉さん» ご指摘のコメントありがとうございます。不快な思いをさせてしまいすみませんでした。今後はないように気をつけて書きます！これからもよろしくお願いします。 (2021年2月11日 18時) (レス) id: 30aebe2ff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃい | 作成日時：2021年1月23日 23時
