先生たちに支配されるな！【実話】

33.ごめんで済んだら警察いらない。 ページ34

※取り敢えず花凛ちゃん酷い人です。口も悪いです。
〜状況整理〜
学校祭前日。5時間授業。相変わらず怒ったまま。幕間の学級PRのCMに出演予定。

＊

翌日。
私の機嫌が治る訳がない。
1時間目は技術。教室移動である。
その前に、由梨が

「花凛、昨日はごめんね...」

と言いに来たが、生憎私の機嫌はそう簡単に治らないわけでね。

「しばらく話しかけないで」

正しい情報を得て、私の心を整理する時間が欲しい。

そのあと、担任に呼び止められた。

「花凛、ちょっと「嫌です」嫌ですじゃなくて」

逃げるのに失敗したので、話に付き合ってやることに。話すこと無いんだけどな。

「昨日から、心変わりした？」

変わるわけないだろ。
この件に関しては私には落ち度がないとまでは言わないが、意識の低いキャスト、そして私1人にやらせた由梨の方に責任があるのではないか。まあ水かけ論だが。

「確かに、演出助手としてやるべき仕事をやりませんでした。そこに関しては悪いと思ってます。でもその原因を作ったのはあいつらですよね？あいつらが、特に野球部役が今日も今までみたいにサボるのなら、私は5時間目の練習すら参加しませんし、幕間のPRのCMも出ません。そのくらいです」

担任は困り顔。
元はといえば、私たちを支配しようとした担任が...とも思う。
私はずっと、この一点張りだった。

1時間目始まって10分経った頃、私は授業に出ることを許可された。

技術では、1学期に育てたトマトの鉢植えの片付け作業だった。
私はクラスメートでさえもロクに話をしなかった。

+++++
字数かなり余ったので、妹との会話を。
少しでも笑っていただけたら。

私「カッターマット何処にあるか知らない？」
妹「ちょっと待って！うち持ってる！粘土板」
「いやカッターマットが欲しいんだけど。粘土板じゃなくて」
「お姉ちゃん！粘土板無かった！」
「いや粘土板探してないし。カッターマット探してるし」
「でも探検バッグあった！お姉ちゃん使う？」
「ねえ話聞いてる？カッターマット探してんの！」
「ああ、カッターマット？3階にあると思う」
「今私3階探してるわ！それを早く言ってよ！てか普通にあったわ！」

もうカオス。謎の極み。
そして、妹は今、何故か家で跳び箱の練習をしています。どうやってしてるんだ？？

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