先生たちに支配されるな！【実話】

27.裏方篇4 愛side ページ28

竹内先生は「先生」だった。私は尊敬してまう。私の言う事を全部聞いて、言葉をきちんと返してくれるのだ。
「先生」なら当然なのかもしれないけど、その直前に接していた演出家の「先生」サマは、「モンスター」であり、「先生」としては、酷いものだった。

その時に、あの台本も竹内先生に読んでください、と渡した。クズみたいな言葉が並んだ台本。私はそれに名前も書かず、何度もぐちゃぐちゃにしたので酷い状態だったけど。

下校時間ですよ、のアナウンスが流れた。
まともに最後まで放課後残ったことがなかったので、そのアナウンスら初めて聞いた。

母が車で迎えに来てくれたので、それに乗って帰った。
この長い一日を話していると、何故だがホッとした。

学校祭前日。
由梨は、花凛に申し訳なさそうにしていた。
私は
「由梨は悪くないよ。」
と言えた。後から由梨もお喋りしてた、ってわかったんだけど。
あと「隠キャになるよ作戦」を立てていた花凛は、その日のうちにすぐ断念した。おい……。

平和的な日常だった。
ただひとつ、担任が
「いろいろ思うことがあったんだね。」
と言ってきた時だけは、お前本気で嫌いだこの野郎、と思ったけど。

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泉です！
愛side完！
愛に貰った分はとりあえず書き起こし終わりました！お疲れ私()
泉sideも頑張ります。
これからも先生たちに支配されるな！【実話】をよろしくお願いします。

28.補足っぽいもの→←26.裏方篇3 愛side

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