俺たちのスピードで (changmin) ページ24
「時期尚早かも知れない
だけど俺はこの先の未来を共に歩んでいくのはAだと確信しています」
A「難しい日本語を知っているんですね…」
俺渾身の言葉に対するAの反応に拍子抜けの俺は腕の力が抜けAを解放してしまった
「KYじゃないですか？」
俺は真剣なのに…
嘘でもいいから『私もです』くらい言ってくれてもいいじゃん…
A「凄く照れくさくて…
すみません」
Aは申し訳なさそうな顔のまま俯いた
その頬は真っ赤…
Aは本当に照れ屋のようだ
A「凄く嬉しかったです」
蚊の鳴くような小さな声で呟いたAは俺を見て微笑んだ
A「正直今はまだ余裕がなくてこの先の事は想像出来ていないんです
だけど…
チャンミンさんとずっと一緒に居られたら私は間違いなく幸せです
それだけは自信を持って言えます」
「じゃあずっと一緒に居ましょう
約束です」
A「はい…」
「約束を交わした事だし…
俺たち…
一歩前に踏み出してみませんか？」
A「一歩前に…？」
「もう直ぐ日が変わります
明日を迎えたら敬語は終わりにしましょう
俺の事も呼び捨てにして下さい？」
A「はい」
携帯でカウントダウン開始…
そして0時…
いざとなると照れくさくて無言な俺たち…
不意にAが深呼吸した
そして…
A「…チャンミン…」
微かな声だったけど一気に胸の鼓動が速まった
A「大好き…」
照れくさそうに微笑んだAが可愛くて抱きしめた俺…
「俺も大好きだよ？A…」
交わった視線…
そしてどちらからともなく距離が縮まった
だけど唇が触れるか触れないかの位置で制止な俺たち…
なかなか一歩を踏み出せなかった俺たちらしい
その状態をキープする事数秒…
A「ハハハ」
こらえきれずに笑い出したA…
そしてそれにつられてしまった俺…
「ハハハ
この状況で笑うなんてなしだよ」
A「だって…ハハハ…」
俺は忘れていた
Aが笑い上戸だって事を…
一度笑い出したAはなかなか止まらない
そんな姿を今までも何度か見た
A「お腹痛い…
私たち中学生のカップルより酷いよね…」
「色気ないね」
A「本当だよね…
私たち三十路だよ？
ハハハ…」
俺とAは三十路カップルらしい大人な恋愛は出来ないかも知れない
それでも一歩一歩着実に進んでいけたらいい
俺たちのスピードで…
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ソル(プロフ) - はるさん» お！マジすか？それは良かった〜(笑) (2018年10月28日 0時) (
レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ウォー夢のような話だぜ。って、常に脳内にある話をソルさんが文字にしてくれている〜(笑)カムサハムニダ^ ^ (2018年10月27日 17時) (レス) id: 884c6663a2 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - wakaさん» 多分そうだね。やっと効力発揮か…？(笑) (2018年10月26日 23時) (レス) id: 141f36d0fd (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ユンさんが渡したナプキンもしかしてユノ直筆の・・・・ (2018年10月26日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - 沙羅さん» いつもの私なら『私』を我慢させたかも知れないけど今回は違う感じにしてみました〜。この後色々な戦いが起こりそうで、結局3章行き決定です(笑) (2018年10月26日 19時) (レス) id: b95c4969d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作者ホームページ：https://twitter.com/chamiyukki0218
作成日時：2018年10月9日 1時
