＊ (YG) ページ39
ソウルに戻った日…
仕事を終えて車に乗り込むとヒョンに黒川さんから連絡が入った
退院後実家で静養していたAが黒川さんと一緒に帰国したと…
JN「今家に着いたってさ
このまま迎えに行く？
Aさんを家に連れて帰りたいんでしょ？
カヨの話だとAさんもユンギのそばに居たがってるみたいだよ？
それに俺もカヨを家に連れて帰りたいし」
ユン「寄るか？
俺が2人を迎えに行ってやる」
「お願いします…
迷惑かけてすみません…」
ユン「素直すぎて気持ち悪い…」
JN「同感」
随分な言われようだな…
まぁいいけど…
そしてAと黒川さんをピックアップ
Aは笑顔だけど顔色はまだ優れずマンションに着くまで俺にもたれかかり目を閉じていた
マンション前に到着後Aを支えながら部屋に向かった
そして部屋の前でスジンと遭遇したんだ
SN「ユンギ？
その人は誰？」
「半年以上も行方をくらましていたくせに第一声がそれなのか？」
SN「いいから答えて！
その女は誰なの！？」
スジンの大声に驚いたのかAは俺の腕にしがみつく
「俺の彼女だ」
SN「は？寝ぼけてるの？
あなたの彼女はこの私でしょ？」
「とりあえず中で話そう」
部屋の鍵を開けるとスジンは我先にと中に入って行って…
俺はAのスピードに合わせてゆっくりと玄関に足を踏み入れた
「A？靴脱げるか？」
A「平気…
ねぇ…スジンさんってちょっと怖そうだけどやっぱり凄く綺麗な人だね
写真で見るよりずっと美人さんで驚いた
カズって面食いだったんだね…
中身重視かと思ってたのにな…」
「全く…
こんな時に呑気だな」
A「私って変わり者だからね…」
弱々しく微笑んだAが愛しくて堪らず頬が緩む
リビングに辿り着くとスジンは既にソファーに座っていた
SN「遅いんだけど！」
「彼女は調子が悪いんだ
大声出すなよ」
SN「女って生き物は男の前では弱いふりをする生き物なんだよ
すっかり騙されちゃってばっかみたい！」
嘲笑うかのようにAを見たスジン…
俺が知っているスジンとはまるで別人に感じられ嫌悪感に支配され始めた
SN「この人日本人？」
ふっと笑ったスジンは俺の返事を聞く前にAに日本語で話しかけたんだ
SN「あなた何歳なの？」
A「ユンギより1学年上です」
Aの答えを聞いたスジンは何故か笑い始めた
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ソル(プロフ) - 74さん» はじめまして。お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (
レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ぽぽさん» お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
74(プロフ) - はじめまして。奏楽しく読ませていただいています。第三章のパスワード教えていただけないでしょうか？ (2021年4月15日 13時) (レス) id: a2d39c6975 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします (2021年4月15日 8時) (レス) id: 44c81509b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年3月30日 1時
