＊ (KK) ページ17
Aと合流し部屋の鍵を郵便受けに入れてマンションを出た
快晴の空を見上げるAの表情は穏やかで…
きっと何かいい事があったに違いないと確信した
「いい顔してるね」
A「そう？」
「出会った頃とはまるで違う」
A「きっとユンギのお陰
実は…ユンギと付き合い始めたの」
やっぱり！
「良かったじゃん！」
A「うん」
「で？寝たんだ？」
Aは立ち止まり恨めしそうに私を見る
A「朝っぱらから下世話な話はやめて」
「いいじゃん！
誰も聞いてないって！」
A「それでもだよ」
「分かったよ
じゃあイエスなら頷いて？
それだけでいいから」
頬を真っ赤に染めたAは小さく頷く
ニヤニヤが止まらない私を呆れ顔でチラ見したAは一歩踏み出した
まだまだ聞きたい事は盛りだくさんだけど今から海外ロケ…
最悪でしかない
マネオンニは既に私の荷物を持って空港に向かっているとの事
帰りは5日後…
A「この辺でタクシー拾う？」
「まだいい」
A「え？でも海外ロケなんでしょ？
飛行機に乗り遅れたら大変だよ？」
「話したい事も聞きたい事も盛りだくさんなんだよ！？
こんな状態で東京に行けと！？」
あ…そうだ…
行き先は東京じゃん…
もしかして向こうでジンに会えたりしちゃう？
A「東京で仕事なんだ？
BTSと一緒だね？」
「ジンの事で頭がいっぱいで今の今まで忘れてたよ〜」
A「ハハ
じゃあジンも知らないんだ？」
「うん」
A「向こうでジンに会えたらいいね」
「宿泊先のホテルに押し掛けて驚かせちゃおうかな？」
A「いいね〜
きっと喜ぶよ
東京かぁ…いいなぁ…」
「ねぇ…
Aも行こうよ？
どうせ暇でしょ？」
A「暇は暇だけど…」
「じゃあ決まり！
荷物まとめたら直ぐに東京に飛んで来て！
私は先に行って仕事してるから！
旅費は全部私が持つ！
明日は半日オフだから一緒に観光しよ！」
Aの目が輝き始めた
A「タダなら行く〜」
よし！
Aと東京で落ち合う約束をして空港に向かった
ジンに会えるかも知れない期待とAとの観光が楽しみで胸が弾む
そして羽田空港でBTSと偶然出くわして…
どうやら同じ飛行機だったらしく初めは運命かもなんてニヤニヤしてたんだけど…
悲鳴にも似た歓声の中颯爽と歩くジンを見ているうちに何だか凄く遠い人に思えて胸がぎゅっとなったんだ
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ソル(プロフ) - 74さん» はじめまして。お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (
レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
ソル(プロフ) - ぽぽさん» お読みいただきありがとうございます。修正を終え次第全体公開に切り替えますので今しばらくお待ちくださいませ。 (2021年4月15日 19時) (レス) id: 8f6691ead0 (このIDを非表示/違反報告)
74(プロフ) - はじめまして。奏楽しく読ませていただいています。第三章のパスワード教えていただけないでしょうか？ (2021年4月15日 13時) (レス) id: a2d39c6975 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします (2021年4月15日 8時) (レス) id: 44c81509b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソル
| 作成日時：2021年3月30日 1時
