好きにしいや 2 【JK】

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そのまま考えてたと思ったら、ガバッと立ち上がり、私に詰め寄ってくる。


「いや、でも！オッパって呼んで大好きって言ってた！そんであの人も笑ってAの頭撫でて…。前にAが好きやって言ってたから……だから、その時にAの告白が上手くいったんやって、付き合うことになったんやなって…、」



でも、その勢いはだんだんとなくなっていく。



「………ごめん、それは誰の…話？ユンギオッパのこと好き？告白？……いつ？」



さっぱり記憶にないぐーちゃんの話に頭が混乱する。



「ホラー映画みた次の日…。………あの映画みた日、Aのこと抱き締めたり一緒に眠ったりして、俺凄く幸せで……。それやのに次迎えに行ったら……、」



またぐーちゃんの目が潤んで、声が震えだした。



抱きしめて一緒に寝て…、それって私がぐーちゃんのこと好きってオッパに言った日……？
オッパが私の味方って言ってくれて……、



「…………あ、オッパのこと大好きって言ったかも。」



「……やっぱり……、」



「私がぐーちゃんに好きって言うって言ったら、ユンギオッパが励ましてくれて、それで嬉しくて言った気がする…。」



「……………ぅん？」



「ずっと相談してたから、やっとかって言われたけど。」



「………え、…そしたら…ホンマにあの人と付き合ってない……？彼氏じゃ…ない？」



「だから、そうやって。だからそれユンギオッパに怒られるで？」



そんなこと言ってみ？またあのひっくい声であの睨みきかせて、あ？って言われるって！
想像しただけで謝りそうになるわ……。





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