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内番服？とやらがわからなかったためタンスの中にあったTシャツにジャージを着て、鶴丸に馬小屋まで案内してもらった
馬当番とは馬の世話をする係らしい
物真似じゃなくて安心した
A「……大倶利伽羅、だったか」
馬小屋の入り口で壁に寄りかかりながら名前を読んでみる
その声に反応し、中でしゃがんで作業をしていたジャージ男はゆっくりと振り向いた
…………あれ、インド人？？
え、え、インド人だよね？？
まってやべぇ俺インド語なんてしゃべれねぇぞ
どうするどうするどうす……
大倶利伽羅「…………なんだ」
A「喋れるのか」
大倶利伽羅「は？」
なにやってんだ俺！！
さっきもっと気合いいれてこって決意したじゃねぇか！
なんで早々に口滑らせてんだ！！
A「…………なんでもない。それより、俺は何をすればいい」
大倶利伽羅「……馴れ合うつもりはない」
A「そうか」
なんだこいつ
初対面の相手に向かってそんなん言うか？？
もう知らん
主命がなんだ
教えてもらってないことをやれなんて不可能に決まってるだろ
その場から動かず、なにも喋らず、目線すら小屋の外に向ける
流石にどっか別の場所に行ってサボりだなんて言われたら嫌だからな
そんな時間が数分続いたが、不意にインドじ……大倶利伽羅が口を開いた
大倶利伽羅「……さっきの、どういう意味だ」
流し目で彼を見て、目線だけで続きを促す
そもそもさっきの、というのがなにを指すのかすらわからないんだから、なにも答えられない
大倶利伽羅「喋れるのか、と言っただろう」
A「忘れろ」
大倶利伽羅「どういう意味だ」
忘れろっつってんだろ！！！(キレ)
インド人だと思ってたから日本語喋れると思いませんでした？
言えるわけねぇだろ！！
怒られそうだし！怖そうだし！！
大倶利伽羅「言え」
A「黙れ。慣れ言う気はないと言ったのは貴様だろう。俺に構うな」
大倶利伽羅「お前に構ってる訳じゃない。俺が気になったことを聞いているんだ」
は？(ブチギレ)
こいつ、自分がどんだけ理不尽なこと言ってるか分かってんのか？？
いい加減黙れ、という気持ちを込めて睨んでみるも、涼しい顔は崩れない
A「……言葉が通じると思っていなかった。それだけだ」
吐き捨てるように言って、馬小屋を後にした
に、逃げてないぞ！
ほんとの事言って怒られるの怖い訳じゃないからな！！
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凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (9月26日 19時) (
レス) @page40 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
りす(プロフ) - 中二病の主人公！新しくて大好きです！続きとても楽しみに待っております！ (7月18日 19時) (レス) @page40 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーぬぬーぬぬー - 続きをお恵みください… (2022年11月23日 0時) (レス) @page40 id: 8435a17515 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月24日 19時) (レス) @page40 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
YM - このお話大好きです！作者様の負担にならない程度に更新してくださると嬉しいです (2021年12月27日 15時) (レス) id: 0c982d92bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご
| 作成日時：2018年5月13日 18時
