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3日目 ページ13

金曜日。
今日の仕事の頑張りが、明日休めるかどうかを決める。

…まぁ、休めたためしはありませんが。

今やってる仕事をキリのいいところまでやろうとしたら、少しだけ13時を過ぎてしまった。


「水野先輩、私やっておきましょうか?」

「あ〜大丈夫、今ちょうど終わった。ありがと西崎、お昼行ってくるね」

「はぁ〜い、いってらっしゃい」


財布とスマホと割り箸を持って席を立つ。
周りのデスクでは仕事をしてたりゼリー飲料片手にパソコンと睨めっこしてる同僚の姿。

すまんな、私だけちゃんとしたご飯食べて…。
ちょっとだけ申し訳ないと思いつつ、そろりそろりとフロアをあとにした。









「ごめん宮舘、お待たせ」

「いいよ、気にしないで」


そう言って微笑む宮舘は、私が椅子に座ると待ってましたとばかりにお弁当箱を目の前に置いた。


「今日はね、サンドイッチにしてみたよ」

「それはまあ随分とオシャレなこって」

「…あ、でもごめん、お茶買っちゃった?」

「ん?別にこだわりないからいいよ。でも宮舘はコーヒーのがいい?買ってこようか?」

「うぅん、俺もお茶にする。ありがと」


緑茶を受け取ると、やっぱりどこか釈然としない様子の宮舘。
別に私は食にこだわりないから、白米に牛乳じゃない限りほんとになんでもいいんだけどね。

まあ、あんまりフォローしても余計気にするだろうと思って構わず蓋を開けた。
今日はサンドイッチだからか、一段のお弁当箱だ。

中には野菜、ハム、卵…と、小さくて沢山の種類のサンドイッチが詰められていた。


「なんか凄い…オシャレ…女子が食べるやつみたい…」

「どう?映える?」

「映えるっしょ…インスタやってないから知らないけど…いただきまーす」



誰かに見せるつもりもないので、写真を撮ることなく食べ始める。
ちょうどいいサイズ感でパクパクと食べれちゃう。

味はもちろん美味しい。
特にこの卵サンドが最高だ。

手が止まらない私を横で眺めてた宮舘が聞く。


「メロンパンとどっちが美味しい?」

「こっちでしょ、どう考えても」

「嘘でしょ、あんなに毎日食べてたのに?」


私が即答すると宮舘は大袈裟に驚いた。
いやいや、そこはまずは喜びなさいよ、褒めてるんだから。

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chaco(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます( ; ; )そう言って頂けてほんとに嬉しいです!モチベ上がります!更新気長に待って貰えると嬉しいです…! (2020年7月5日 11時) (レス) id: c6e12b87e6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品大好きです!更新楽しみに待ってます! (2020年7月5日 9時) (レス) id: e5c4ac2d18 (このIDを非表示/違反報告)
chaco(プロフ) - まり姉さん» コメント文字数だと説明しきれないので、「はじめに」という説明を追加しましたのでそちらを確認して頂けますと幸いです。紛らわしくて申し訳ございませんでした。 (2020年6月20日 11時) (レス) id: c6e12b87e6 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 8日目の次が13日目になってますが・・・ (2020年6月20日 3時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
chaco(プロフ) - はるにゃさん» 初めまして!嬉しいお言葉をありがとうございます( ; ; )涼太くんの可愛さが伝わって嬉しいです〜!更新頑張りますのでこれからも宜しくお願いします! (2020年6月16日 21時) (レス) id: c6e12b87e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スゴイピーマン | 作成日時:2020年6月3日 22時

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