お話いろいろ

フルーツな策士 ページ25

-ヒロ-


ミ「ねぇ、久しぶりに一緒に飲まない？」

 
インターホンのカメラ越しにすごい笑顔のミツがいた。
 

ヒ「いいけど・・太輔いないよ？」
 
ミ「知ってるよ〜渉さんから連絡あったし。残業で遅くなるって
　 だから久しぶりに兄弟でねｗ」
 

オレは渋々ドアを開けてミツを入れた。


ヒ「大荷物だな・・」

ミ「ウフフ」


絶対何か企んでいる！だって、この笑顔にいつもオレは騙されてきた。
 
お化け屋敷に無理やり付き合わされて・・
 
気が付けばわざとオレ一人を残して怖がってる様子を見ていたり
 
ジェットコースターやコーヒーカップ・・あぁ
 
いろいろ思い出してきた。
 

ヒ「何か企んでる？」
 
ミ「嫌だなぁ〜オレは本当に一緒に飲もうとしただけだよ？」
 

あざとい・・・ミツのこの姿にみんな騙されて。
 
でも、確かに二人っきりで飲むは久しぶりだし。
 
ここは、太輔とオレが住んでるマンションだし。

ミツもさすがに変なことは出来ないだろうと思った。


ミ「ほら、ヒロが飲みたがっていた。天使の誘惑あるよ〜」

ヒ「あ、それは！！原酒を樫樽・シェリー樽に10年ほど貯蔵した焼酎！！
　 飲んでみたかったんだ〜」

ミ「さすがに詳しいですね。」


ミツが持ってきて焼酎に目が釘付けになってしまった。

それからミツと飲み始めた。

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今日中に更新します。

フルーツの番外を久しぶりに書いてみた。

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