25 ページ25
.
朝、HRが始まる前に名前を呼ばれて廊下へ出ると
ミンギュ「ヌナおはよ！」
ミンハオ「Aヌナおはようございます」
おはよう〜と2人に返すといつものようにミンギュに抱き着かれそうになったけど
「ハオちゃんいつもありがとね」
ミンハオ「全然…いつもお疲れさまです」
今日は先にハオちゃんがミンギュからのハグを阻止してくれた。
「それでどうしたの？」
ミンハオ「Aヌナがコンパス持ってたら貸してほしくて…」
「あるよ！ちょっと待っててね」
ペンケースからコンパスを取り出して渡すと申し訳なさそうにぺこぺこ謝るハオちゃん。
「珍しいね、ハオちゃんが忘れ物なんて」
ミンハオ「勉強してたら部屋に忘れてきちゃって…今日小テストがあるんです」
「勉強するのえらいよ〜！ミンギュが家で勉強してるの見たことないんだけど？」
しかもハオちゃんが小テストということは必然的に同じクラスのミンギュも小テストってことだよね…？
ミンギュ「やー！俺も家で勉強して…！ないですごめんなさい」
でも大丈夫！多分大丈夫！って必死に言ってくるミンギュの言葉を流しながら
「ハオちゃん小テスト頑張って！良い結果だといいね」
ミンギュ「ヌナ俺には！？」
「だって勉強してないんだったら良い結果になるわけないもん」
ミンギュ「ヌナあ…」
ミンハオ「ふふ、Aヌナありがとうございます！ジュニヒョンのことよろしくお願いします」
失礼します、と可愛く微笑んだハオちゃんはミンギュを引っ張りながら階段を降りていった。
.
ジュン「ミンハオとミンギュくん？」
「うん！ハオちゃんがコンパス忘れたんだって」
席に戻ると、あ〜！僕もさっきカトク来たけど持ってなくて…と言うジュンくん。
「私もコンパス昨日使わないなーって出そうとしてたから出さなくてよかった笑」
ジュン「Aちゃんのおかげでミンハオも助かってると思うよ、ありがとう」
へへ、僕がコンパス持ってたら頼りになるヒョンって認識になるのに！と謎の手の動きと共に呟いていて
「ふふ、ジュンくんは良いヒョンだよ」
真っ直ぐ目を見て言うと
ジュン「ありがとう…！」
嬉しそうに喜んでいた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 746人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：tea | 作成日時：2021年11月25日 14時
