後ろの席のジュンフィくん (ページ16)

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「…どこまでついてくるつもり？」

1年生の教室は2階だけど、と付け足すと

ミンギュ「ウォヌヒョンに会うの！」

「あぁ、ウォヌね」

長い階段を登り終え4階に着いた私はとりあえず息を整えているのに、ミンギュは着いた途端走ってウォヌの元へ向かって行った。

ジュン「元気だね笑」

「大きいから体力有り余ってるんだろうね…」

ジュンくんも階段を登ったくらいでは全然余裕そうなのに、私に合わせてゆっくり歩いてくれる。

教室のドアを開けるとすぐそばにユアが。

「ユアおはよ〜席座らないの？」

ユア「Aおはよ！！今そこにミンギュくんいるから…」

ああ、笑
ユアはミンギュが好きなのか。

「別に緊張なんてしなくていいのに〜ほら、おいで」

ユアを連れてウォヌミンギュの元へ、と言っても私の席なんだけど。

「ウォヌおはよう」

ウォヌ「おはよ」

「ミンギュ〜ユアとカトクいいよね？」

ミンギュ「うん！もちろん！」

まあ、ミンギュかっこいいけどさ。弟だし。
ユアは嬉しそうに恥ずかしそうにミンギュに声を掛けてカトクを無事交換していた。

そのあと颯爽と教室に帰って行ったミンギュの後ろ姿にぴょんぴょんしていたユアを見て微笑ましくなった。

「あ、お菓子パーティー参加してくれる人いる？」

ウォヌ「…急に？」

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