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「なんか、世間って狭いね」


あの後これも何かの縁だよねってカトクを交換。



ウォヌ「弟がミンギュ?」

「うん」

ウォヌ「Aのこと大好きなんだな」

「あぁ〜、世間を考えたらそうかも」



毎日家でも抱き着かれたりしてるから慣れてきてしまったよ。
さすがに外とか人前ではやめてって釘を刺してあるけど聞く耳を持ってくれないしなミンギュや…



ウォヌ「めっちゃミンギュからカトク来るんだけど」

「なんて?」

ウォヌ「ウォヌヒョンめっちゃかっこいい!好きです!ヒョンって呼んでいいですか!って」



あぁ、ミンギュ〜



ウォヌ「もうウォヌヒョンって呼んでるのに、おもしろいやつ笑」



なんか画面見て嬉しそうにしてるウォヌを横目にジュンくんを見ると、これまた嬉しそうにしてカトクをしていた。

ちなみにユアは今お手洗い行ってる。




「ジュンくん、ハオちゃんとお友達だったんだ?」

ジュン「うん!いつも話してる中国の子がミンハオ」

「あぁ〜私ハオちゃんって呼ぶしミンギュたちはミョンホって呼ぶから全然気付かなかった」



たしかに、ミンハオってよくジュンくんから聞くなあ。ダンス上手な話もしてたし。



ジュン「まさかこの高校にいるなんて知らなかったからびっくりしたよ〜」

「ふふ、そっか。でも私ハオちゃんとジュンくんが話してるのなんか不思議な感じするな」

ジュン「なんで?」



ジュンくんがスマホから顔を上げて頭を傾げる。



「んー、ふわぁってしてるジュンくんと、しっかりしてるハオちゃんが?」

ジュン「よく言われる!僕の方が年上なんだけどな〜」



と少し拗ねたようにほっぺを膨らませるジュンくんに


「でもハオちゃんを見るときの目が優しくてお兄ちゃんみたいだったよ」

ジュン「ほんと…?」

「うん!」

ジュン「初めて言われた、、嬉しい」



ありがとう、と綺麗な目に見つめられて言われて何故か少し恥ずかしくなった。




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作者名:tea | 作成日時:2021年11月25日 14時

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