怪盗ラストVS我々だ!Ⅵ【d!】 (ページ8)

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Ⅳ-58個目　これだから経験済みはページ8

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「はぁあああ!!!？」

驚きまくるレアルカと

「よかった…!!」

「Aは卒業してなかった!」

「けど分身でも許せませんね」

安心しまくる仲間達。

え、これ、どういう反応すればいいの？

俺の恥ずかしさ返せよ。

「ッ…!!他に質問は!!」

「んじゃあ、はぁい」

「どうぞロボロ君」

「何でもっと早く出てこなかったん？高みの見物しとったんならハルが殴られる前に来れたやろ」

痛いとこ突くね、ロボロ君。

「…いや、まぁ…俺も準備があったんだよ。レアルカを倒すための準備」

嘘は言ってない。

タイミングを見計らって登場したなんて考えてないぞ。

考えてないからなっ!!!(震え声)

「…まぁ、Aが無事だったし卒業もしてないんならええわ」

やった。チョロいな、ロボロ君。←

「何か失礼なこと思ったやろ」

「イヤベツニナニモオモッテマセン」

怖い。このホビットマジで怖い。

レアルカよりも怖いんだけど。

「…Aちゃん」

「ん？なんだ、ルディ」

ハルとアニィを任せているルディが話し掛けてきた。

「ありがとう、ハルちゃんを助けてくれて」

微笑まれた。なにそのエンジェルスマイル。流石は天使。

「べつに…ハルは俺の親友だし」

「あれ、Aが照れてる～」

シャオロンが茶化しに来た。

「て、照れてねぇよ不人気!!」

「はぁ!？不人気ちゃうわ!!めっちゃ人気ですぅ!!」

「お前の何処がや!!」

コネシマも入ってきた。

「何やとチワワ!!」

「うっさいわ!!ポメラニアン!!」

シャオロンの気がコネシマに移ったので言い合いから離脱。

ふぅ、一安心。

「おいA」

とはいかなそうです。

「何でしょうか総統閣下」

後ろに立たれては困ります。

そんなんだから子供に防犯ブザー鳴らされるんですよ。

「よかった…本当に、よかった…。レアルカに先を越されてたら…!!」

「」

グルッペンに抱き付かれた。

嬉しいよ？幼馴染みにぎゅってされて。嬉しいんだけどね、君は一体何に安心したんだい？

内容によっては君を殴らなきゃいけないよ。

「A～…何でゾンビ倒したん～？俺も倒したかったんにぃ…」

ゾムが腰に巻き付いてきた。

あ、待って。ゾムの頭普通に胸が当たってる。

君、凄い顔赤くしてたのにもう慣れたんですか？？

…これだから経験済みは…。

「……ふふっ、ふはははは、あは、あはははははは!!!!!!」

なんとも汚い笑い声が部屋に響き渡った。←