怪盗ラストVS我々だ!Ⅵ【d!】 (ページ7)

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Ⅳ-57個目　シリアスは似合わないページ7

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「何だと…!!」

「ほら、お前。今俺が考えてることわかんねぇだろ？」

ちなみに今考えてることは『誰だよ俺にシリアス求めたの』。←作者です。

俺にシリアスとか無理あるぞ!!

「…わからない…」

悔しそうに言うレアルカ。

勝ちましたわｗ

「あぁ、これを見ている少年少女諸君。“君達”なら気付いた人も多くいるはずだ。それぞれの『side』では｛｝や、【】などを使っただろ？。
怪盗チームなら｛｝、警察チームなら【】…という風に。
その中に『*』のマークがあることに気付いただろうか。
…そう。このマークがある『side』はレアルカには読めないように俺が操作したものだ。まっ、今までのこと全部こいつには知れ渡ってるってことだな。他にもちょっとだけいじってレアルカに嘘のことを伝えたりもしたよ」

あ、ついでに言えばゾンビ達を一掃したのも俺。

皆が苦戦してたから倒した。

ほら、コネシマ達と手合わせした時にショッピ君以外の皆を一瞬で気絶させただろ？

あれと同じ感じでナイフで脳味噌らへんの部分を切断した。

多分、くられ師匠にしか見えなかったんじゃないかな、あの動きは。

だって師匠だけ驚いてないもん。

寧ろもっと素早く綺麗に片付けろって言うぐらいだよ。

俺は“君達”を見ながら言って、再び視線をレアルカに向ける。

「そんなことにも気付かなかった君はバカって言う言葉がお似合いだよ」

「くっそ…ッ!!散々愛し合っただろ…!!」

「なぁーんでそれが関係あるんですかねぇ」

できればその話を持ちかけられたくなかった。

「あ!!そうだよAちゃん!!ほんとにこいつとヤったの!？」

ヒラ、お願い。言わないで。

「もしそうやったら俺が上書きしてやるよ!!」

ゾム、貴様は黙っとれ。

が、俺の願いは虚しく、皆からたくさんの質問をされた。

内容は同じものだったが。

「あーもう!わかった、わかったから!!全部言う!!」

諦める。

「警察署の窓からレアルカの城に行く時…っていうか、レアルカが勝手に自己紹介している間に能力で分身作って、レアルカを観察しようとしたんだ。そしたら…その…あ、っ…い、いきなりキスしたりベットに連れてって…行為を…したから…」

カァッ…と自分の顔が赤くなるのがわかる。

言いたくなかった。

「と、とにかく!!レアルカとはヤってない!!ヤったのは分身の俺!!俺は卒業もしてない!!」

こうなったら自棄だ。