怪盗ラストVS我々だ!Ⅵ【d!】 (ページ17)

今日:33 hit、昨日:21 hit、合計:64,488 hit

Ⅳ-67個目　皆の活躍４ページ17

「ねぇシャオロン」

「なんやザクロ」

話し掛けてきたドラゴン…ザクロに素っ気なく返す。

「いやさ、ゾンビって腐ってるでしょ？だから火で燃えるかな～って思ったんだけど…」

そこで言葉を切るザクロ。

なかなか続きを言わないのでイライラしてきた。

「…だからなんや言うてるやん!!」

バッと振り向くと、後ろには…。

炎に包まれてながらも動き回る無数のゾンビ達がいた。

「…なんか、悪化しちゃった☆」

「バカやろォオオ!!」

｛*レトルトside*｝

「めっちゃ多いやん…」

Aがくれたスタームルガー・セキュリティシックスを構えてゾンビ達を倒していく。

が、これは数が多すぎる。

弾が切れた瞬間、俺死ぬで。

「…弾切れきたら私に任せておいて」

「誰がお前に頼るか。Aの敵だったくせに」

俺の後ろで戦ってくれているカクハに言う。

「ひどいなぁ。これでもAが頼ってくれてるんだよ？」

「今だけな」

…ホントのことを言うと、今すぐこいつを殺したい。

うちのAに手を出したんだよ？

許せるわけないじゃん。

いつもハルちゃんハルちゃん言ってるけど、別の意味でAが大好きなんだ。

俺の、大切な人を苦しめたこいつを、許すことができない。

なんでこんな奴、頼るんかなぁ。

「…まぁ、カクハが活躍しないように俺が頑張ればいいだけか」

弾を入れ直して、ゾンビの頭に狙いを定めた。

【*ロボロside*】

「こんにちわ～死ね」

弓矢でゾンビ達の頭を刺していく。

矢なら既に死んでいるゾンビの頭から抜けば、いくらでも使える。

「ロボロぉ～俺疲れたぁ」

そんなことを言いながら横でゾンビ達を制圧しているペ神。

その動きはとても疲れているとは思えない。

「…お前、本気出してないやろ」

「あ、バレた～？」

「はぁ…ともかく、後ろ任せたで」

「え、掘ってもええの？」

「そういう意味ちゃうわ!!ゾンビ倒せって言ってんの!!」

ほんっと、こいつはぁ…!!

「むぅ…これ終わったらAのこと犯そう。うん、そうしよう」

「は!？ペ神何言うて…!!」

Aは俺の大切な奴なんに…!!

「…絶対お前には負けんわ」

Aをゲットしたる!!